読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

東野圭吾作家デビュー30周年記念作品「ラプラスの魔女」~ラプラスの魔女になりたかった円華の未来は?!

2015-05-22 03:13:45 | 



東野圭吾



作家デビュー30周年記念作品『ラプラスの魔女』



読み終わりました^^





東野圭吾さんのファンになったのは



今から8年ぐらい前だったかな?



初めて「殺人の門」を読んで




それから圭吾さんの作品は



全部読んだ





いつも作品を読むたびに




いろんなことを教わります





ストーリーだけじゃなく




「人と人とのつながり」



「未来のビジョン」





↑そういうことを



いつも考えて作品を作られてるんだなぁって



尊敬しています☆





今回の作品の帯で



「これまでの私の作品をぶっ壊してみたかった。


 そしたらこんな作品ができました。」




そう書いていた圭吾さん。





ある意味


ぶっ壊されてたと思います




もちろん!



いい意味で






武尾は元警察官


警備会社で働いていたが


その契約が切れ次の職を探していた。



そのとき



以前警備会社で護衛を頼まれたことのある



「桐宮 怜」から仕事の依頼がある。




ある人物のボディガードだという。




その人物とは


「羽原 円華(うはら まどか)」



十代後半に見える少女




桐宮から言われたのは



「彼女に興味を持たないこと」


「質問はしないこと」



だった。




武尾は「円華」を守ることに集中する。



が・・



円華の周りで起こる




不思議な出来事




に興味をそそられる。





武尾は円華の護衛に集中するも・・



円華が「一人で行動したい」と



逃げ出す。。









赤熊温泉で「硫化水素中毒」で観光客が死亡する事故が起こる




苫手温泉でも同様の事故が





この2つの事故の検証にかりだされた



大鵬大学の地球科学科の「青江」




2つの離れた場所で起きた・・



これは事故なのか?





しかし・・



刑事「中岡」が訪ねてきたことで



青江はこの事故に疑問をいだいていく。。



そして


2つの離れた場所で青江が見かけた「同一の少女」




少女は何のために



その場所にいたのか?



少女がさがしていた「青年」とは一体何者なのか??





2つの場所で亡くなった



一見関係のない2人が



ある人物とつながっていたことがわかってくる。



その人物は


家族を「硫化水素中毒」で亡くしていた。




キーワードは




「硫化水素中毒死」





青江と少女とのつながりが・・



中岡と青江のつながりが・・





謎を解いていく





そして・・



その


奥にある





知らないほうが幸せなこと




とは??





ラプラスの魔女に憧れた少女の未来には・・



一体何がまっているのだろう








日々進歩する



科学の力☆




私たちの知らないところで・・


今も



こういうことが行われてるのかもしれないなぁ。





そんなことを考えました。





登場する人物の一人一人・・



その丁寧な人物像☆



そこにも


東野圭吾さんの


作品に対する愛情が感じられます。







この作品お勧めです





1冊に込められた



東野圭吾という作家さんの思い




十分に!



十二分に伝わってくると思います































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