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織守きょうや「記憶屋」読み終わりました☆
本屋さんで目につき読んでみることに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book.gif)
「ホラー」って書いてあって・・
一瞬躊躇したんだけど
泣ける話だとうことで読んでみた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
だけど・・
なぜか泣けなかった。
確かに切ない話なんですよ~。
だけど・・
なんというか。。
もっと深いところを考えてしまい・・
泣けなかったという感じかな^^>
遼一が杏子の記憶から消すされてしまったことで
「自分の存在が大切な人の記憶からなくなってしまうこと」
そして
「記憶を消された人は消されたことを覚えていないから
後悔さえもできないということ」
それを考えさせられた。
「記憶屋」は本当にいるのだろうか?
都市伝説的に語り継がれ・・
口裂け女のような派手さもなく・・
ただ
消したい記憶を消してくれる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
遼一は記憶を消された人を目の当たりにして
その存在を探す。
弁護士の高原から有力な情報を聞き
その少女を探す。
そして
高原が記憶屋に興味を持っていた理由を後に知る。
残された秘書兼家政夫の外村から
高原は記憶屋と会ったと聞く。
「自分亡き後悲しみで死んでしまわないように依頼した」
少女の記憶消しを依頼したという。
外村も記憶屋に会った記憶はあるが・・
顔は覚えていないという。
幼馴染みとずっと一緒にいられるように
幼馴染みの記憶を自ら記憶屋に依頼し消した少女?
記憶屋に関する情報を交換していた
DDの「記憶屋」に関する情報が消し去られた?
遼一のまわりでおこる
記憶屋の影を匂うわせる出来事!!
そして・・
遼一は
記憶屋と対面する
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
その正体は・・
遼一の知っている意外な人物だった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
記憶屋の苦悩。。
「他人の記憶は消えても・・
自分の中には
その記憶がつもっていく」
記憶屋の使命。。
記憶を消すということは
その部分を消して終わりにはならない。
消したことに寄って
その人から消されてしまう誰かの存在
消されてしまったその人の中には残っている
消した人の記憶
どんなに辛いことでも・・
それを乗り越えたり
乗り越えたことに寄って得られるものもある。
消してしまったら・・
後に
記憶を消してしまったことを後悔することもできない。
だって
その記憶を消されてしまっているのだから。
遼一の考えに
納得しながら・・
でも
その本人にしかわからない
その「記憶」を持っていることの辛さ。
答えなんてでない。
だけど・・
私は
やっぱり遼一と同じように思う。
それは
自分がまだそういう
消したい記憶に出会っていないせいかもしれない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
あなたには
消したい記憶ありますか?
緑のベンチが記憶屋との待ち合わせ場所らしいですよ💺
ちなみに「記憶屋Ⅱ」も発売されるようです。
記憶屋にのるか・・
それとも・・
あなたはどっちかな?