読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

山口恵似子「婚活食堂10」~めぐみ食堂に見習いが?元占い師の恵の力がピンチを救う☆~

2023-11-25 03:40:04 | 


山口恵似子「婚活食堂10」読み終わりました。

このシリーズも10作目なんですね~!

山口さんの心がほっこりするお話とお料理が

読者のお心を捉えて離さない

そんなシリーズに

私も惹かれてずっと読ませていただいています


今回は

めぐみ食堂に見習いが?

真行寺から恵は

愛生園の後輩「日向」を

女将修行で見習いとして働かせてほしい

と頼まれる。


日向は自分の店を出したいと考えていて

めぐみ食堂で働いて経験したいらしい。


実演販売の経験はプロ級だった日向

今度は料理を介して

人と長く関わる仕事がしたいという。


恵は他ならぬ真行寺の頼みでもあり

日向の好印象も受けて引き受けることにした。


その日向に

ピンチが迫る


常連客のIT企業の経営者でもある

藤原海斗が車上荒らしに遭う


それにつながる黒い影を

元占い師の恵の力が暴ていく


元のような絶大な力はなくなったもの

その「見る力」で

恵は今回も

「婚活食堂」と呼ばれる

めぐみ食堂で新たにカップルを誕生させる


さて

誰と誰がカップルに?


そして

どんなふうにピンチを救うのか?


それは読んでからのお楽しみということで


そして

そして

今回は

山口さん著書の「食堂のおばちゃん」の

はじめ食堂が登場☆


「ゆうれい居酒屋」でおなじみのあの人も?!


ファンにはうれしい演出


今回も巻末には

めぐみ食堂の料理のレシピもついてますよ~


私が作ってみようと思ったのは

長ネギのチヂミ風オムレツ


カンタンでおいしそう


お酒のアテになる


食堂のおばちゃんだった山口さんならではの

カンタンでおいしいお料理

そして

あったか~いお話が

読者を酔わせてくれます


次も楽しみにしてますよ~






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坂木司「アンと幸福」~アンのすさまじい成長に立花が嫉妬?最後は大福で福がいっぱい☆~

2023-11-17 03:19:09 | 


坂木司「アンと幸福」読み終わりました。

このシリーズも4作目

初めからアンちゃんの成長を見守ってきた読者としては

なんてスゴイ成長なの

と嬉しくなる


みつ屋でバイトとして働きだした梅本杏子

通称「アンちゃん」

食べることが大好きなアンちゃん

自分には何ができるのか?

模索していたアンちゃんが

自分の居場所を見つける


それが東京デパートの地下にある

和菓子屋の「みつ屋」だった。


和菓子の奥深さを知っていく

そして

一緒に働く仲間との交流

お客さんとのやり取り

その中で

どんどん成長していくアンちゃん


今回は

仕事に対してはビシッと頼りになる先輩

でも

プライベートでは

かわいいものが大好きな心は乙女な立花


その立花に


アンちゃんは嫉妬される


年上で男性だけど

気の合う友達だと思っていたアンちゃん


急によそよそしくなる立花に

距離を感じ寂しさが募る


それが

まさか・・

そんなことで


自分から知らないことを知ろうとするアンちゃん


仕事に対しても前向きに取り組んでいく


そして

そんなアンちゃんに

新店長の「藤代」は

社員にならないかと提案する


さて

アンちゃんの決断

そして

立花との関係はどうなっていくのか?


今回も謎がいっぱいで

その謎解きも楽しい「幸福」


いつも人の気持ちを考え

そんなアンちゃんを愛する人たちがいる


最後は

大福で

みんなが幸せいっぱいに


あ~いいなぁ

読み終わって読者も幸せになれるって


大福が食べたくなりました!笑


次回もアンちゃんのその後

楽しみにしてますね。

坂木さん







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松岡圭祐「新人作家・杉浦李奈の推論Ⅹ 怪談一夜草紙の謎」~豊富な知識と人を思いやる気持ちが李奈を動かす!そして、、事件解決へ☆

2023-11-06 03:20:22 | 


松岡圭祐「新人作家・杉浦李奈の推論Ⅹ 怪談一夜草紙の謎」読み終わりました。


もはや!

新人作家とは言い難い存在になった李奈

このシリーズも10巻になったのか~!

そう思うとなんだかうれしい

李奈の成長をずっと見守り続けている読者には

本当に存在してる「杉浦李奈」に思えてしまう

いや、

存在してる!

この心の中では


ラノベZ作家だった李奈が

事件に巻き込まれるごとに

人としても

作家としても

どんどん成長していく


もう

「売れない作家」

なんかじゃない!


李奈の「十六夜月」は

映画化も噂されるほどに


そんな李奈に

ベテラン作家の丹賀源太郎から

源太郎が主宰する「文芸塾」の閉塾の宴に

李奈を招待したいと

講談社の編集者「登紀子」を通じて依頼される。


なぜ面識のない源太郎から

そのような依頼を受けるのか?

疑問に思いながらも

登紀子の勢いに押され出席することになる。


広い境内を有する古い寺

その中にある武家屋敷が

源太郎が借りている家だった。

そこに集まる作家たち

そして

源太郎の息子で作家の「笠都」

笠都を通じて給仕役として来た

売れっ子女優の「美玲」

そして

売れていない「帆夏」

そして

そのマネージャー


武家屋敷に集まった9人


そして、、

事件は起こる


消えた2人


まるで神隠しにあったようにいなくなる。。


李奈は


この出来事が


「怪談一夜草紙」


と同じだと気付く


その事件の裏には・・


源太郎と笠都の親子関係のゆがみが関係


本にタブーとされる差別用語を使い

ある意味話題性のある作品を生み出す笠都


父の源太郎とは相反するその書き方を

源太郎は許さなかった。


しかし

その宴では

仲の良い場面も?


親子の関係をそう悪くないものと見なした李奈


しかし、、


悲しい結末を


李奈は導き出してしまう


そして

自分と両親の関係を考える。


両親と李奈との距離


今までそれを放置していたけれど・・


それでいいのか


と。


刑事にも頼りにされてしまう李奈


そして

誰よりも

人の気持ちを思いやる李奈


最後は犯人に制裁も



松岡さんのご自身の作品も


たくさん文中に飛び出して


最後の方の

白濱瑠璃と李奈の会話には

ちょっと笑っちゃいました


李奈の豊富な知識


そして


人の気持ちを思いやる心


今回も事件解決につながります


読者も勉強になります


次回作も楽しみ











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