桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
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真鍮象嵌(ブラスワーク):葡萄のメダル◆シルバークレイ

2010-12-10 18:05:50 | ジュエリーメイキング

シルバークレイ

シルバークレイの技法のひとつ、真鍮象嵌で作ったメダルです。

0.8㎜径の真鍮線を粘土を伸ばした土台に埋め込んで同時焼成し、その後ひたすら磨いて磨いて・・・。

ツルツルピカピカの鏡面仕上げして真っ黒に燻し、重曹で優しく磨き込んで完成です。

って、簡単に書けるほど楽な作業ではありません(;^ω^)。

堅い堅い真鍮線を思い通りに曲げて形を成すには、バーナーなどで焼きなましをしなければなりませんし、銀粘土に垂直に埋め込まないと、焼いた後に焼縮んだ粘土との間に隙間があいてしまいます。

銀と真鍮では融点が違うので、同時焼成するときも真鍮にペースト粘土を上塗りしたり工夫がいります。

今回は真鍮線で葡萄の模様を象り、左下に3㎜のアメシスト合成石を埋め込んでみました。

ねらいは、まるで漆器に金の蒔絵を施したような質感だったのですが、まぐれでなんとかうまくいきました

鏡面仕上げにすることで、銀とは思えないようなテクスチャになって感激しました。

高い技術の要る技法ですけど、この美しさを見ると魅せられますねー。

あとは相応しいチェーンを作ることかな?
頑張らねば

 


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