桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

譲れないこと

2010-12-21 14:28:44 | 自閉症のtoshiya

先週来ずっと忙しい上に、この数日は相方ダウンのため、さらに輪を掛けてトシヤの入浴介助や買い物と重労働が続き、疲労困憊な私。

月火はトシヤのお迎えを基本ボランティアさんに頼んでるのですが、あいにく今日は先方の都合でお休み。
なのでこれから私がお迎えです。

午前中はステッチ講習なので昼を食べるか食べないかのうちに家を出なければなりません。
うちは地域の活動ホームでなく、かなり遠方の施設に通っています。
引っ越しや、空きがない(施設の)などの事情があったからですが、たとえ地域の施設に通えたとしても送迎車のサービスは使わないだろうと、今となっては思います。

(基本的に同区内居住の利用者しか送迎サービスは受けられません)

都会での電車通所はトシヤにとってもたしかに最適なことではないでしょう。
私にとっても心身ともに負担じゃないとは言えない。
でも辛うじて社会との小さな接点があります。
施設と家の往復だけでは経験出来ないことがあるので、多少きつくても頑張ってられます。

良いことばかりじゃないし、むしろハラハラすることが多いかも知れないけれど、小学生4~5年生くらいの男の子が意外に優しく親切だということも知りましたし、逆にトシヤみたいな人達も普通に電車で通勤し、社会で共存しているのだと知っていただくことも出来ます。


実はついさっきも、地下鉄の駅で運転士さんが停車位置を間違って修正するというプチアクシデントがあり、トシヤが不安がって声を出したのです。
「運転士さんが間違っちゃったんだって」と話して聞かせたら渋々納得した模様。

見通しのきかないことに不安を覚える自閉症の人には、こうやって小事件を味わうことで少しずつ社会免疫をつけてしなやかに生きていってほしいと思うのです。

それにしても体がバキバキ・・・


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