緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

20年以上未現像だったフィルムをプリントしてみた(2)

2023-02-06 22:01:22 | 写真
引っ越し作業中に出てきた未現像のフィルム4本のうち今日は2本目を記事にしたい。
先日の記事で書いた「③スズキの小型4輪駆動車で群馬県の妙義荒船林道や山梨県の中津川林道に行ったときの写真」である。

山梨県の中津川林道は初めて走った林道。けっこう記憶に残っている。その時に撮影したフィルムが残っていた。
恐らく1999年の5月8日、今から24年前のことだ。

この林道は入り口が分からず何度も探したことが思い出される。(たいがい林道はそういうものであるが)
この時は1日で約400㎞走った。走行時間13.5時間。昼におにぎりを10分くらいで食べた以外は基本ノンストップだ。
三国峠までは何台かの車と出会ったり、すれ違ったりしたが、峠を下って別の林道に入ってからは恐らく1台も出くわさなかったような気がする。
林道というところはかなり異次元の感覚がするような場所でもある。

そういえば林道から出てそこからの帰り道が分からなくなって、田舎の小さな閉店間際のガソリンスタンドに駆け込んで道を尋ねた。
そしてガソリンを満タンにしてもらって、出るときに後ろのバンパーを壁にぶつけてへこませた。
たしかループ橋あたりで、大スコールに見舞われたはずだ。

中津川林道の頂上地点、三国峠近くで写したものだろう。
林道から険しい山々の連なりを見ることが結構ある。



林間から覗く山々。



三国峠にて。





この三国峠に、よく屋外の工事現場にあるような仮設のトイレがあったが、猛烈に汚いトイレだった。

林道の様子。中津川林道は4輪駆動車でなくても走れるほどの初心者向けの林道だ。



スズキジムニーJA71、前期型。インタークーラー無しの方だ。550CC。5速マニュアルシフト。昭和62年製造。



山に囲まれた盆地に田んぼ?がある。



走りやすい林道。



支線に入ってしばらく行ったら、何と牧場があった。



次は群馬県の妙義荒船林道。これも1999年だった思う。6月頃だった。
妙義荒船林道と言っても、よく知られた妙義荒船スーパー林道とは全く別もの。
途中に土砂が崩落して、通行止めとなっている林道だ。ユニオンマップの「ツーリングマップ関東」にも載っていないような林道である。
この林道が最も面白かったと記憶している。
途中で土砂崩落部分があるが、そこを慎重に走行して乗り越えて進み、最後は完全に通行止めだった。確か柵があったと思う。
支線がいくつかあり、1か所、暗くて、細くて、ものすごく急こう配の支線があった。急こう配の坂の手前に乗り捨てられた車の残骸が残っていた。
先に進めなくなって置いてきてしまったのか。単に廃車する車を捨てただけなのか。
ここはギアをローにして、一瞬の気も抜かず走り切らないと登れないような坂だった。

この林道の入り口近くに部屋が小汚さそうな古い国民宿舎があったはずだ。
林道を入ってしばらくするとトンネルがあった。



夜は絶対怖いだろうな。肝試しにはいいかもしれないが。

途中で車を降りて写した山々の連なり。



そして林道の向こうに、妙義山の荒々しいシルエットが見える。




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