緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

NHK合唱コンクール(全国学校音楽コンクール nコン)まであと1週間だ

2011-10-01 23:22:05 | 合唱
こんばんは。
10月に入りました。少しずつ秋らしくなってきています。
さて毎年10月初めに開催されるNHK合唱コンクール(全国学校音楽コンク
ール nコン)まであと残り1週間となりました。合唱の全国大会です。
私が高校や中学生の合唱曲を聴くようになってちょうど1年になります。
この1年で数多くの合唱曲を聴いてきました。特にこのnコンは課題曲が素晴
らしく、また演奏者たちの思い入れも強いことも伝わってきます。
今年度の全国大会の出場校も既に決まり、nコンのホームページで出場校の
地区ブロック大会でのライブ演奏を映像で見ることができます。
高校生の部ですが、出場校の地区ブロック大会のライブ演奏を全て何度も見させ
てもらいました。
以前のブログにも書きましたが、私が応援する高校も既に決めています。
全国大会の直前なので高校の名前は差し控えさせてもらいますが、9月初め
のK.K地区のブロック大会で金賞をとり、数年ぶりに全国大会への出場を決め
た高校です。すごくいい高校です。がんばって欲しいです。何とか力を与えて
あげたいです。

何故合唱を聴きたいのか。それは生徒たちの無心でひたむきな思いを感じたい
からです。賞をとろうとか、多くの人に高く評価されたいとか、そんな気持ちの
一切無い、あるいはそういう気持ちを乗り越えた、ただ純粋に詩や曲が伝え
ようとしているメッセージ、その詩や曲から生徒たちが学び取り、同化した
根源的な気持ちを感じたいからなのです。
意識して頭を使って出そうとしたものではなく、人間誰でも持っている根源的
な気持ち、優しさとか乗り越えようとする前向きな力強さとか、が自然に引き
出されたものを感じたいのです。

上手く言えませんが、過去の数多くある合唱コンクールの演奏の中にも、少ない
ながらそのような演奏に出会うことがあり、このような気持ちを感じることが
できます。だからそのような演奏は何度でも聴いてしまう。演奏者たちの合唱に
賭ける無心の思いが、深く強く、聴き手の心の奥に刻み込まれるからです。

どんな音楽のジャンルでもそうですが、聴き手が感動する演奏には高い技術
的な裏打ちも必要です。でも技術的なものはあくまでもベースにあるものです。

今回の全国大会出場校の地区ブロック大会のライブ演奏を聴いて、各学校の求
めているものも様々であることが感じられます。
しかし、自分たちの演奏に自信を持ってもらいたいと思います。自分たちの
演奏に揺らぎのない確信を持って本番に臨んでもらいたいと思います。
賞は人が決めることです。賞はあくまでも人の評価に過ぎません。
今まで高校生活の全てを賭けて頑張ってきたものを全力で出し切ることができた
ならば、賞の結果に関係なく深い満足を得られるに違いありません。
そしてその頑張ってきたものは自分にとっても聴き手にとっても時に大きな影響
を与えてくれます。

全国大会まであと残りわずかですが、みんなで気持ちを1つにしていただき
たいと思います。そして心身を研ぎ澄ませて欲しい。
本番はやるだけのことは全てやったという気持ちでのぞんで欲しいと思います。



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