緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

大雨の音に安心しながら弾いた最後のトレモロ

2023-04-16 15:17:50 | ギター
昨日は朝から東京某町で大規模演奏会の合奏練習があった。
演奏会本番まであと2週間。合奏練習は前日(29日)の1回を残すのみとなった。

昨日の合奏練習は、今までの中で一番楽しい練習だった。
指揮者もメンバーもものすごい高い緊張感、集中力で臨んでいた。
これは独奏では決して得られない感動だ。

演奏会本番はやはりモチベーションをどこまで高められるかにかかっている。
「音楽を演奏する喜び」を伝える、これに尽きるのではないか。
なにか目に見えない、高次元の力に導かれるように全員が一丸となって全力を出し切れることができればな、と思っている。

練習後は夕方5時から9時半過ぎまで飲み会。
結構疲れた。
いつも寝る前に1曲、独奏を弾いてから寝るのだが、昨日は弾いている最中に眠ってしまう始末だったので、途中で切り上げ寝床についた。

今日は合奏の個人練習の合間に、ペンペン楽器に張ったアランフェスクラシックシルバーの新弦(製造中止となっていたが最近販売再開した優れた老舗の弦)を試してみた。
弾いた感じでは、以前のものとはちょっと違うような。なんか響きが軽い。以前はもっとしなやかさの中に歯切れの良さと重厚さがあったような気がするのだが。

この新弦で1曲録音してみた。

突然の夕立の大雨の音により、隣家にギター音が聞こえるのではないかという臆病心が和らぎ、安心したところで、これはチャンスだとアランフェスクラシックシルバーの新弦の音具合を試すために弾いた最後のトレモロ。

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