こんにちは。
合唱曲の鑑賞を始めて3年になります。
この間にNコンや全日本合唱コンクールのたくさんの演奏を聴いてきました。
その中で本当に素晴らしい演奏で大きな感動を与えてくれた学校をいくつか紹介してきました。
Nコンに関してはH23年度から始め、過去10年以上遡って最高に感動を与えてくれる演奏を紹介しました。9回にわたり10の演奏を紹介しました。
今日紹介するのは、今年10月に行われたH25(2013)年度Nコン全国大会高等学校の部に出場した東北ブロック代表、福島県立郡山高等学校、曲は、「水のいのち」から「川」(作詞:高野喜久雄、作曲:高田三郎)です。
私が今まで紹介してきたNコンの演奏の中でも感動度の強さでは上位に入る演奏です。
この演奏をテレビで初めて聴いてからしばらく、その音楽が耳から離れませんでした。
もの凄いインパクトのある演奏だったと思います。
しばらくしてからNHKのホームページにNコン全国大会の映像が公開されましたが、私が最初に受けたインパクトに間違いはなく、以後何度も演奏を聴かせてもらっています。
演奏は一見、地味で素朴にみえるが、聴く者の心に強く訴えかけるものを感じます。
自然体の演奏で高校生らしい歌声で力みがないが、伝わってくる感情エネルギーにものすごい力を感じます。この力は何なのか。曲や詩が元々持つ力と演奏者たちの気持ちとの一体感なのではないかと思う。
恐らく彼らは長い時間をかけてこの曲に取り組んできたことに相違ないと思うが、ハーモニーの美しさや技巧を超えて曲のもつ核心を引き出すまでには相当の努力があったのではないか。
彼らの演奏には賞とか順位とか、そういうものに対する意識は感じられない。曲や詩が生み出すものを純粋に無心に表現している。こういう演奏が最も好きだ。
彼らの気持ちがステージの上で一体となり、ひとつの音楽を共有し、無心に演奏する姿を見て、大きな感動を覚えずにはいられなかった。
器楽の聴き比べは相当やってきたが、合唱においても、受賞の結果に関係なく、学校名にごだわることなく、音楽だけに集中して聴くことで、自分の感性を豊かにしてくれる演奏に必ず出会えることを、この高校の演奏を聴くことで更に強く感じることができた。
合唱曲の鑑賞を始めて3年になります。
この間にNコンや全日本合唱コンクールのたくさんの演奏を聴いてきました。
その中で本当に素晴らしい演奏で大きな感動を与えてくれた学校をいくつか紹介してきました。
Nコンに関してはH23年度から始め、過去10年以上遡って最高に感動を与えてくれる演奏を紹介しました。9回にわたり10の演奏を紹介しました。
今日紹介するのは、今年10月に行われたH25(2013)年度Nコン全国大会高等学校の部に出場した東北ブロック代表、福島県立郡山高等学校、曲は、「水のいのち」から「川」(作詞:高野喜久雄、作曲:高田三郎)です。
私が今まで紹介してきたNコンの演奏の中でも感動度の強さでは上位に入る演奏です。
この演奏をテレビで初めて聴いてからしばらく、その音楽が耳から離れませんでした。
もの凄いインパクトのある演奏だったと思います。
しばらくしてからNHKのホームページにNコン全国大会の映像が公開されましたが、私が最初に受けたインパクトに間違いはなく、以後何度も演奏を聴かせてもらっています。
演奏は一見、地味で素朴にみえるが、聴く者の心に強く訴えかけるものを感じます。
自然体の演奏で高校生らしい歌声で力みがないが、伝わってくる感情エネルギーにものすごい力を感じます。この力は何なのか。曲や詩が元々持つ力と演奏者たちの気持ちとの一体感なのではないかと思う。
恐らく彼らは長い時間をかけてこの曲に取り組んできたことに相違ないと思うが、ハーモニーの美しさや技巧を超えて曲のもつ核心を引き出すまでには相当の努力があったのではないか。
彼らの演奏には賞とか順位とか、そういうものに対する意識は感じられない。曲や詩が生み出すものを純粋に無心に表現している。こういう演奏が最も好きだ。
彼らの気持ちがステージの上で一体となり、ひとつの音楽を共有し、無心に演奏する姿を見て、大きな感動を覚えずにはいられなかった。
器楽の聴き比べは相当やってきたが、合唱においても、受賞の結果に関係なく、学校名にごだわることなく、音楽だけに集中して聴くことで、自分の感性を豊かにしてくれる演奏に必ず出会えることを、この高校の演奏を聴くことで更に強く感じることができた。