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体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

『ロリータ・ファッション』(国書刊行会)刊行記念 嶽本野ばらさんサイン会~

2024年04月27日 23時19分56秒 | Weblog
待ちに待った嶽本野ばら先生のサイン会!

新作「ロリータ・ファッション」の装丁がレースだったので、 MIHO MATSUDAの襟元がレースたっぷりのワンピースにした。


ジュンク堂池袋本店にて。







私は2部の15:15~。
個室のイスに座ること1時間。
多くのロリータさんたちが自分の番を待っていた。
「ロリータ・ファッション」は読了したので、昨日発売になった「ユリイカ」を読んで待っていた。

様々な人が野ばら先生に就いて書いているのだけれども、澁澤龍彦夫人である澁澤龍子さんの文は衝撃的で2回読んだ。
野ばら先生からどんぐりブレスレットを送られたこと、そして「通り魔」の感想など。
私たちが野ばら先生にお手紙やプレゼントを渡すように、野ばら先生も大好きな澁澤龍彦(亡くなっちゃったけど)に何かを送りたいんだね…と思った。

読者歴23年。色々あったけど、こうしてユリイカで嶽本野ばら先生が特集されるとは思ってもみなかった。
長生きすると色々あるんだね…。


さて、私の番。
ブースに案内された瞬間、私を見て「あ!」と驚いたご尊顔が可愛かった。
野ばら先生、髪の毛をリボンで縛ってて超かわいかった。全俺が萌えた…。


サインをしてくれる間、凝視してしまう。


そして2ショットタイム。




撮影は書店員さんがしてくれる。
撮ったものを「確認しよう」と一緒にスマホを覗き込む野ばら先生…嗚呼、お顔の距離が近すぎますことよ…!!
野ばら先生からファーレンハイト オードゥ トワレの香りがして気持ち良くなってめまいがする。

最後に「あ、どんぐりブレスレットしてくれてる!」と気付いてもらった。

「先生、またね」と笑顔でバイバイした。
「うん、また」と野ばら先生。


泣くかな~と思ったんだけど泣かなかった。
コロナ禍、大病、上司によるパワハラ、色々なことがあった4年間だったが、乗り越えたからこうして会えた。
この先、どんなことがあろうとも野ばら先生が野ばら先生であり、私が私である限り、生きてさえすればまた会えるだろう。
だから泣かなかった。

とは言いつつも魂を抜かれたので、一度クールダウン&一服をしに近くの喫茶店に入る。
その名も伯爵。

喫煙ブースで立て続けに3本煙草を吸ったらふらっとした。


その後、野ばら友達と合流。
「古城の国のアリス」でご飯。
アリスの世界観がぎっしり詰まったレストラン。一度来たかったんだ~。









コース料理にしたのだが、けっこうボリューミーだった。












お友達はこの前、欧州を旅したらしく、そのお土産をもらった。
海外サイズのクナイプ、大きすぎてワロタ。
エリザベートのリップもめっさかわゆい。
ありがとう!!



またジュンク堂9階に戻り、サイン会と片づけを終えて出てきた野ばら先生を友達とお見送り。
「ばいばい」と手を振る野ばら先生に「お疲れさまでした」とご挨拶。

嗚呼、幸せなサイン会だった。




私が初めて野ばら先生と生で会ったのは池袋の喫茶店「滝沢」でだった。23年前のこと。
パルコの書店でサイン会を終えた後、編集者のひとたちとお茶をしている野ばら先生に思い切って声を掛け、手帳にサインをいただいた。あの「美的」で連載を持っている人が今私の前に…!と思うと、眩暈がしそうだったことをいまだに思い出す。
当時の野ばら先生はあまりしゃべらなくて「うん…」「ありがとう…」しか言わなかった記憶。



夢見気分で薬局に寄り、薬をゲット。
サイレース、はじめまして。薄い青色が清楚でいいね。
あれ?マイスリーが5から10ミリになってる。ピンク色のパッケージがゆめかわ~。


野ばらマジックにかかっているのか、全てのものがかわいく見える、そんな一日だった。

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