世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「動物園は平和そのものである」

2018年11月06日 21時23分35秒 | Weblog
朝から雨が降ったりやんだり。はっきりしない天気にうんざり。湿度も高めで蒸し暑い。最近すっかり秋の青空に慣れていたので、雨の憂鬱さがたまらなく不快に思う。
仕事は可もなく不可もなく。
昼休み、喫煙所の先輩二人が宇宙戦艦ヤマトの矛盾点をつらつらと列挙していて楽しそう。
少年時代の彼らはそんな矛盾点に気付かずに無我夢中で見ていたらしい。
そうか。彼らも少年だった時代があったんだな。想像つかないけど。

あと、店舗に異動した喫煙所のお姉さまNパイセンから制服の件で電話があった。
また年末恒例、クリスマス会(カラオケ)をしようとのこと。
そうか。来月はもう師走なんだね。早い!


今日の夕食はとんかつ。
一口ヒレカツ。




お持ち帰りだと安いので助かる。
衣がサクサクしてて超美味しかった。


ネットで注文していた絵本が届く。

「ぼく生きたかったよ…―くまのおやこニコーとリコー」



戦時中、京都の動物園で起きた実話がもとになっている絵本。
絵本作家の鈴木麻衣子さんによるボールペン画がとてもあたたかくていい。

おじいちゃんになった飼育員が孫に語るところから始まる。
猛獣処分の対象とされたクマの親子の悲劇、我が子のようにかわいがってきたクマを自らの手で殺めなくてはならない飼育員の悲しさが文章と絵から伝わってきて涙が出てきた。
そして平和の尊さや有難さを身にしみて感じた。

「動物園は平和そのものである」
初代上野動物園園長 古賀忠道の言葉だ。
動物園は平和の象徴であり、動物園があり続けることが平和だという証と解説に書いてあった。
今後、動物園に行くことがあったら、このことを頭の片隅に置きながら歩きたい。