世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

日本フィル 第九特別演奏会2016

2016年12月21日 23時45分25秒 | Weblog
日本フィル 第九特別演奏会2016


ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付」 ほか
会場:東京芸術劇場 コンサートホール

ベートーヴェン(交響曲第9番ニ短調「合唱付」)/他
[指揮]小林研一郎
[独奏・独唱]市原 愛(S) 林 美智子(Ms) 錦織 健(T) ジョン・ハオ(Br)
[演奏]石丸由佳(org) /
日本フィルハーモニー交響楽団
[合唱]東京音楽大学






今年も第九の日がやってきた。
毎年この第九のために8月末ぐらいからチケットゲットに命を懸けている。
小林研一郎氏の指揮はとてもダイナミックかつ繊細なのが魅力的。
毎年コバケン・日フィルの最強コンビの第九を堪能し、年を越している。
これがないと年を越せないというか。
自分的にマストなイベントなのである。



退社後、急いで東京芸術劇場へ。




トイレを済ませ、18時45分に着席。

この上ないほどの良席で悶絶。
H列の中央付近。
さすがS席。
奮発してよかった。


はじめにパイプオルガン。
JSバッハ
「アリオーソ BWV1056」
「トッカータとフーガニ短調 BWV565」

パイプオルガンの壮厳な音色にうっとり。
それにしても大きな楽器、というか設備。



そして第九。

コバケンのタクトから音色が広がるような錯覚を何度も感じた。
指揮棒を持たないほうの手で演奏者にOKサインを出すところに人柄を思わせる。
感極まって唸っている声も聞けて満足。
そして、楽章の合間にハンカチで汗を拭っていて、「そりゃああれだけ体を動かすのだもの。汗かくよね」と納得。



第1楽章は宇宙の創生・ビッグバンを思わせるような音の誕生。
第2楽章はティンパニーが雷鳴のように響いてホールを圧巻。
第3楽章はリラックスタイム。毎回眠くなる。
第4楽章はキターと身を起こして曲に聴き入る。
力強いソリストの声と纏まり感溢れる合唱。

第4楽章のソプラノが高周波みたいなのを出す部分では思わず涙が出てきそうで困ってしまった。

やはり生のオーケストラはくるものがある。

今年も素晴らしい演奏を聴けて、すべてに感謝である。
聴きながら2016年を思い返し、色々あったけれども「まあいいか」と思えた。
健康で、仕事があり、衣食住にも困らず、尚且つ自由に暮らせる。
多少のことに目を瞑れば、私は幸せなのかもしれない。


最後、拍手を浴びるコバケンが終始ニッコニコしててこちらまで笑顔になった。






東京芸術劇場の喫煙所。


眺めがいい。








今日のバッグはチェーンタイプのシャネル様にした。



来年も吉熊と楽しく第九が聴けます様に。



明日の心療内科を乗り越え、金曜日・土曜日に出勤すれば一山乗る越える感じになる。
怒涛の12月。
正月まで、もう少し。
頑張ろう。








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