11時に起床。あいにくの雨。土日の雨って萎える。
カップラーメンを食べて一服。
「そうだ、あそこに行ってみよう」
ふと思い立ってバスに乗る。
高円寺駅に上陸。
商店街をブラブラ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/62/582b3f7a1b9824c69df1b75a9f95c608.jpg)
高架下を歩く。風情があって面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/05/88e70e6cb9b052f5abad8a1a2b5b48fd.jpg)
ゴミにジャックされた車。壮観。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/dc/95173695a14279a4ecbf09d66449fdf4.jpg)
高円寺から阿佐ヶ谷まで1駅分をトコトコ歩き、目的地・・・名曲喫茶ヴィオロンに到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/0c/a92f0275e7358171b1c028821367c45c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/93/4ebb6426093a50b8863eea0ae3befe62.jpg)
ここは嶽本野ばら先生の小説「カフェー小品集」の「 二〇年代のレコードをマグネチックスピーカーで再生する理由—ヴィオロン」の舞台なのだ。
>
お店の中に入ると、先ず正面の奥に威風堂々と構える大型のスピーカーが眼に飛び込んできます。四つのラッパが上に取り付けられたスピーカーの前には幾つかのテーブル席があり、その席達を取り囲むようにして一段高く作られた場所にもテーブル席は点在します。
このお店自体をホールと考えるなら、スピーカーの正面の席はS席、それを囲む席はA席と言った具合です。
作品に書いてある通り。
その雰囲気に圧倒される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/75/160a7482e913799c6538b188336c57f3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/0d/5d7fa7715dbe6b78e25c64ed653f8f99.jpg)
自家製ケーキとコーヒーを注文した。
コーヒーにはブランデーを垂らしてもらう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/d8/765f8031676fe957306a0cb52318a709.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/00/c2fe4b74eb9fa1816a01687e010961fa.jpg)
「 二〇年代のレコードをマグネチックスピーカーで再生する理由—ヴィオロン」は「運命」と「必然」に就いて書かれている。
レコードとスピーカーの比喩を用いて理路整然と論旨展開されていて、とても面白い。
上質のスピーカーが奏でる名曲を聴きながら今日改めて本作を読み返したら、その主題がというか問い掛けが一層深く胸に突き刺さった。
17時の閉店前、「カノン」が流れた。
大好きなこの曲。
素晴らしすぎて、ちょっと泣きそうになった。
動画、発見。
阿佐ヶ谷名曲喫茶 ヴィオロン(カノン/パッヘルベル)
この曲は妹の結婚式の入場する際のBGMだった。
かれこれ6年前。
切ないような嬉しいような、あのなんとも言えない数分間を思い出す。
嗚呼、良い名曲喫茶だった。
やはり野ばら先生ワールドは居心地が良い。
21年前、雑誌「美的」で野ばら先生のコラムを読んで野ばら先生を知った私。
あれは「運命」だったのだろうが、「必然」でもあった。
野ばら先生の描く世界観を大事にすることは、もはや私の人生には欠かすことのできないパーツなのですもの。
なんだか胸がいっぱいになり、阿佐ヶ谷駅までふらふら歩く。
高円寺、阿佐ヶ谷は、ふと入ってみたくなるお店が多く、誘惑を振り切るのが辛かったのだが、今日まで値引きされている「ほっともっと」の「かつ」を食べるミッションが私にはあるので、帰宅。
今夜はカツカレー(490円)にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/c4/c75380f88a82ff5bec375ae29393c461.jpg)
ボリューミーで美味。
季節が急に進んで、夕方は少し寒かった。
明日はもっと寒くなるらしい。
…楽しみだ。←暑がり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuma_fly.gif)
カップラーメンを食べて一服。
「そうだ、あそこに行ってみよう」
ふと思い立ってバスに乗る。
高円寺駅に上陸。
商店街をブラブラ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/62/582b3f7a1b9824c69df1b75a9f95c608.jpg)
高架下を歩く。風情があって面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/05/88e70e6cb9b052f5abad8a1a2b5b48fd.jpg)
ゴミにジャックされた車。壮観。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/dc/95173695a14279a4ecbf09d66449fdf4.jpg)
高円寺から阿佐ヶ谷まで1駅分をトコトコ歩き、目的地・・・名曲喫茶ヴィオロンに到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/0c/a92f0275e7358171b1c028821367c45c.jpg)
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ここは嶽本野ばら先生の小説「カフェー小品集」の「 二〇年代のレコードをマグネチックスピーカーで再生する理由—ヴィオロン」の舞台なのだ。
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お店の中に入ると、先ず正面の奥に威風堂々と構える大型のスピーカーが眼に飛び込んできます。四つのラッパが上に取り付けられたスピーカーの前には幾つかのテーブル席があり、その席達を取り囲むようにして一段高く作られた場所にもテーブル席は点在します。
このお店自体をホールと考えるなら、スピーカーの正面の席はS席、それを囲む席はA席と言った具合です。
作品に書いてある通り。
その雰囲気に圧倒される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/75/160a7482e913799c6538b188336c57f3.jpg)
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自家製ケーキとコーヒーを注文した。
コーヒーにはブランデーを垂らしてもらう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/d8/765f8031676fe957306a0cb52318a709.jpg)
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「 二〇年代のレコードをマグネチックスピーカーで再生する理由—ヴィオロン」は「運命」と「必然」に就いて書かれている。
レコードとスピーカーの比喩を用いて理路整然と論旨展開されていて、とても面白い。
上質のスピーカーが奏でる名曲を聴きながら今日改めて本作を読み返したら、その主題がというか問い掛けが一層深く胸に突き刺さった。
17時の閉店前、「カノン」が流れた。
大好きなこの曲。
素晴らしすぎて、ちょっと泣きそうになった。
動画、発見。
阿佐ヶ谷名曲喫茶 ヴィオロン(カノン/パッヘルベル)
この曲は妹の結婚式の入場する際のBGMだった。
かれこれ6年前。
切ないような嬉しいような、あのなんとも言えない数分間を思い出す。
嗚呼、良い名曲喫茶だった。
やはり野ばら先生ワールドは居心地が良い。
21年前、雑誌「美的」で野ばら先生のコラムを読んで野ばら先生を知った私。
あれは「運命」だったのだろうが、「必然」でもあった。
野ばら先生の描く世界観を大事にすることは、もはや私の人生には欠かすことのできないパーツなのですもの。
なんだか胸がいっぱいになり、阿佐ヶ谷駅までふらふら歩く。
高円寺、阿佐ヶ谷は、ふと入ってみたくなるお店が多く、誘惑を振り切るのが辛かったのだが、今日まで値引きされている「ほっともっと」の「かつ」を食べるミッションが私にはあるので、帰宅。
今夜はカツカレー(490円)にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/c4/c75380f88a82ff5bec375ae29393c461.jpg)
ボリューミーで美味。
季節が急に進んで、夕方は少し寒かった。
明日はもっと寒くなるらしい。
…楽しみだ。←暑がり。
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