可及的速やかに

会社の隣の敷地内のある梅の花が満開になった。


毎年この木の花を見ると、新卒の制服の手配の準備を始める。

毎日本当に忙しい。
せわしなく生きているとなかなか気づけないけど、自然の息遣いを目の当たりにすると、季節って物凄く速いスピードでシフトしているんだなと感じる。



先般、会社のパソコンを取り換えた。
そしたらスキャンの取り込みができなくなった。
システム担当者に
「可及的速やかになおしてください」
と言った。
システム担当者は「可及的速やかに」という言葉が新鮮だったらしく、私のパソコンをいじりながら「かきゅうてきすみやか・・・」という言葉を繰り返し呟いていた。
私もこの言葉を知ったのはビジネス文書検定を受験した時だった。
滅多に使わないけど、「なるべく早く」というよりスマートな気がして好き。


今日は、てんやの日。
帰りに上天丼を食した。



美味い！美味すぎる！！



家事をしなくてはならないが今日の目標は「可及的速やかに」寝ること。
20分だけ家事をして終了。
おやすみ。

帰省 2019・春

3/16（土）
昼過ぎに起床。
某くんからいただいたピエールマルコリーニのチョコレートを食べてみる。
うん。想像を絶する風味の豊かさである。


そしていただいたパスケースもまじまじと見る。
某くんにLINEで「ねえ、このチャーム、Rの文字なんだね。嬉しい！！」と送ったら「よかった。気づかれなかったらどうしようかと思ったよ (^_^;)」と返信が来た。てか、この顔文字、超懐かしい。(^_^;)←これ。
なんでこうもいちいちかわいいんだろう。あの人は。



よたよたと支度をして、電車で帰省。
家を出るときに天気雨が降っていた。雨粒が日差しを受けてきらきらと輝いていた。春だなと思う。
お供はくまちゃん。



雀宮駅に到着。来る度に変貌を遂げる駅前。

父が車で駅まで迎えに来てくれた。
母がとんかつと一口ヒレカツを作ってくれ、揚げたてを食べた。美味しすぎて昇天。





3/16は祖父の命日。山田錦を仏壇に供えた。祖父はだいぶ酒豪だった。私が6歳の時に脳梗塞で他界をしてしまったが、とても優しい祖父であったことを覚えている。私がNHKしか見ないのも彼の血筋なのだと思う。危篤の彼に「おじちゃん、金歯ちょうだい」と言った6歳の私。
おじちゃん、天国で何しているかな。きっと毎日飲んでいるんだろうな。おじちゃん、私、41歳になったよ。どう思う？と線香をあげながら問うた。



実家の風呂は足が伸ばせるのでとてもゆっくりできる。
温泉に来たのだと錯覚するほど、ゆったりできた。






3/17（日）
父が朝一番で、卵明舎へ。
シュークリームを買ってきてくれた。
ここのシュークリームはとびきり美味しくて、すぐに売り切れてしまうらしい。
ありがとう。




昼食は塩ラーメン。



庭を散策。
我が家の狛犬ハッピーちゃんはすでに我が家の一員。
かわいい。


沈丁花は香しい様子でたたずんでいた。
春だな。





両親のDIY。クマ！！




弟の兜。



玄関の椿と桜。


母にお小遣いをあげるとすぐに花を買ってしまう。
花道楽というか、花ヲタ！！
クリスマスローズが彼女のブームらしい。


昼下がりに西川田のブックオフへ。3/29は父の誕生日なので父に好きな本を数冊買ってあげた。レジの人に「この父の誕生日が近いので買ってあげるんですよ」と言ったら「おめでとうございます」と言われた。クマパパも嬉しそう。父は本と酒と孫がいれば満足という単純明快な人生を送っている。何も恩返しをしていないので、せめて欲しい本は買ってあげたい。

私ははやぶさ本と野ばら本を文庫本で買いなおし、あと山田詠美先生の小説を購入。西川田のブックオフの品揃えは異常。私が雀宮に住んでいたら入り浸っていたかも。てかブックオフの西川田店に住みたい。


道を挟んだところにあるこども科学館のロケットも麗しい。


夕方、妹もやってきた。
甥っ子がいない妹を見るのはすごく久しぶり。

仕事を終えた弟もやってきて賑やかな夕食になった。
すき焼き、獺祭！！ひゃ～。










弟が私のキャリーカートを引いてくれ、駅まで送ってくれた。
妹と弟と三人で歩くのが私は好きだ。
普段話せないことをたくさん話せた。

栄養満点の食事と十分な睡眠、広いお風呂での入浴ですっかりリフレッシュできた。肌がつやつや。常駐している口内炎も治った。普段どんだけ添加物過多の食生活を送っているのかまざまざと感じた・・・。

２３時に帰京。
すぐに風呂に入り就寝。