世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

パワー

2015年12月28日 23時36分56秒 | Weblog
みんな口を開けば「疲れました」「眠いです」としか言わない。
昨日は休みだったが、先週の6日連続出勤が祟ってか、みんなぐったりモードである。

私も然り。
部屋は精神的なものを表すというが、今の私の部屋はひっちゃかめっちゃかである。
毎年こんなんだっけか?と思いながら、汚部屋を脱出し、辛うじて出勤している状態である。
曜日の感覚がないのでうっかりとゴミを出し忘れそうになった。

年賀状は出し終えたものの、年末年始の帰省の準備やその他諸々のやりたいことが全くできずにストレスが溜まっている。
澤選手が「心と体が一体化しない」と仰っていたが、本当にそれである。
時間もないし、体力が追いつかない。
だいぶイライラする。

そんな時は、心療内科医のクマ言葉を思い出す。

「できたことを数えましょう」

2006年夏。
私は初めてあの心療内科を訪れた。当時も大人気で予約を取ってから2週間後の診察だった。
クマ医師は今よりストイックで、笑わなかった。
私も診察で笑うことはなかった。笑うという発想ができないぐらい病んでいた。

投薬と、できたことを数えること(認知行動療法)で、「まあこれとあれをやれたんだから、いいじゃん」と思えるようになった。私をここまでカスタマイズしたクマ医師の根気強さには脱帽である。

今日は
・年賀状出せた
・仕事(制服の出し入れ・支払いの締め)ができた
・洗濯物を取り込めた

・・・うん。これだけできれば上出来だ、自分。

ついでに、吉熊の服を着替えさせられた。(疲れていると何日も同じ服を着用させてしまう)






今日は、喫煙所で第九の話で盛り上がった。
N係長は昨日、サントリーホールにて、N響の第九をお聴きになった。
開演時刻もほぼ一緒だったので、昨日は「N係長も今頃・・・」と思いながら聴いた。
N係長はヴァイオリンを習っているのでさぞかし勉強になったに違いない。

瞼を閉じれば、昨日の演奏・・・第4楽章でヴァイオリンをかき鳴らす奏者とコバケンの力強い指揮が瞼に蘇ってくる。


今年は数々の宇宙関連の講演会に行けた。
JAXAの川口先生をはじめ、阪本先生などの貴重なお話を聴くことができた。

医学も音楽も学問も、究めた人から発せられるものには物凄いパワーをもらえる。


来年もパワーを得たい。
できれば・・・誰かに、微力ではあるがパワーを与えられる存在になれたらいい。


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