世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

8月が降る彼方

2011年06月09日 23時27分00秒 | Weblog
6月の誕生石は真珠だ。真珠は有機物なので汗に弱い。この時期、着けた後の手入れが面倒で避けてしまう。
夏に近づくこの頃、私がよく身に付ける宝石は8月の誕生石・ペリドットだ。オリーブ色をした優しげな光を放つ。もちろん盛夏にも合うのだろうが、初夏の爽やかな雰囲気、若葉の季節に、このオリーブ色はより合うと私は思う。


そんなペリドットの雨が、1350光年の彼方で降っているらしい。


1350光年の彼方、宝石の雨降る星 NASA観測
(朝日新聞2011年6月4日15時7分)


地球から1350光年ほど離れた天体で、かんらん石という鉱石の結晶の雨が降っているらしいことがわかった。かんらん石の純度の高い結晶はペリドットと呼ばれる宝石で、実際に見られれば、かなり豪華な眺めだ。米航空宇宙局(NASA)が発表した。
 かんらん石は宇宙にありふれた鉱石。遠方の銀河にも存在することがわかっているが、NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡が、オリオン座にあるHOPS―68という天体を観測したところ、かんらん石の結晶に特有の光を観測した。
 このような結晶ができるには、かんらん石が一度、かなり高温になったあと冷やされなければならない。研究チームは、天体から噴き出す高温のジェットで熱せられたかんらん石が遠方まで吹き飛ばされて低温で結晶化し、再び天体に向けて降っているとみている。



すげー。
宝石が降ってるなんて、マジ、すげー。
光って1秒間に地球を7周半するんだよな、たしか。
その速さで1350年進んだ先のことが、今月末に行われる当社の株主総会よりも気になる私って…。

今日は精神的にそわそわしてしまい、参った。神経過敏というのだろうか。何をしてても集中できなかった。

1350光年先はちょっと遠い。
だったら、…嗚呼、月に帰りたい。
そう、私はかぐや姫なんである、実は。
私の為に、つばめの巣を取得しようと必死だった殿方もいたっけな。



月に帰還したら、餅つき要員のクマたちを周囲に侍らせよう。
そして、昨日「星ナビ」の広告で見た望遠鏡を使用して、地球の様子をつぶさに観察したい。

私が月に帰ったら、「亮子さんと吉熊はあそこにいるんだ」と思っていただけたら幸いだ。

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