世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

嬉しい!美味しい!大好き!

2006年12月25日 23時17分14秒 | Weblog
歳末商戦三日目。

午前中。
接客と接客の狭間。
ケースを拭いていたら、声をかけられた。

「よう!」

東京ラブストーリーの三上くん(江口洋介)のような、その声の主は、なんと吉熊上司だった!!!
彼が近隣店に応援に来ていることは知っていた。
まさか彼の顔を見られると思っていなかったので、嬉しかった。
売上が気になって覗きに来たらしい。


昼頃、産休を取っている隣の部署の先輩が、赤ちゃんを抱いてやってきた。
「亮子ちゃんが、ここに応援に来ているって聞いて来たの」
以前と変わらぬ朝露のような笑顔をこぼしながら、先輩は言った。
母の胸で眠る赤ちゃんは、4ケ月とは思えぬほどのジャンボベイビーだった。
興味がないゆえ、普段から赤ちゃんという存在を凝視しないので知らなかったが、赤ちゃんの手は非常に小さい。
赤ちゃんの掌は、私の人差し指第一間接ぐらいの面積しかない。
細胞分裂を繰り返し、やがてあの手は大きくなるんだろう。
人体の神秘を感じた。
「頑張れよ!」
そう言い残し、先輩はジャンボベイビーを抱きながら雑踏に消えていった。


夕方、店長が新宿高野のケーキをスタッフと私に買ってきてくれた。
休憩中にいただいた。
甘いものをあまり食べない私だが、ぺろりと完食。
美味しかった。

今日はよく売れた。
いよいよ明日は最終日。

がんばろ。

明日も良いことがおきますように…!










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