世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

後悔と反省

2006年07月28日 23時26分47秒 | Weblog
…。

やってしまった。

入社7年目で、私の中では三番目にランクインするぐらいのミスを犯してしまった。
寸前でミスが発見されたので大事には至らなかったというものの、私のせいで多くの人に迷惑がかかってしまった。
なんであの時もっと注意しなかったのだろう。
悔しい。

ミスが発覚した夕方から終業までのあいだ、後悔の念がぐるぐると頭を駆け巡っていた。また、迷惑をかけてしまった部署の方向を直視できなかった。
「もうだめぽ」…そんなオーラを放出しまくっている私に、ある人が声をかけてくださった。

「失敗は訂正できなくても、修正はできるよ」と。

犯してしまったことは消せないが、同じ事を繰り返さないようことはできる…ということらしい。

本当だよなあ。
6年間あの業務をやってきた。
毎月、同じことの繰り返し。
次第に「慣性の法則」という、危険な落とし穴に陥りやすい気持ちが自分に芽生えてきていたのも事実だ。

原因は何だろう?
そして、もう二度とこんな失態を犯さないようにする為には、一体どうしたらいいんだろう?

今回のミスがなければ、一生そんなこと思わなかった。

今の居場所から「逃げ出したい」と思ったことなんて、たくさんあった。
あの時転職していたとしても、意外とどっかでのうのうとやっていたかもしれない。
そんな人生もアリだったかもしれない。
しかし、私は今の職場が、仕事が好きなんである。
転職経験がないので他社との明らかな比較はできない。そして、井の中の蛙だって笑われるかもしれない。でも、私はあの場所で労働している自分を、どこかでこよなく愛している。居心地良く感じている。
優しくて厳しい上司や同僚、そして、社長を尊敬している。
地味だが、地道さが実を結ぶということをご褒美として得られる幸せも、何回か経験してきた。
それは麻薬のようであり、中毒性が高い。
今のところ、それらを手放すことが想像できないのである。

だから。
だから…さ。

起き上がって見せるから。
養分にして見せるから。

月曜日、笑顔で「オハヨウゴザイマス」が言えるよう、休日はゆっくり休もう。


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