世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

これが私の顔なのっ!!!!!!!

2005年07月08日 00時33分50秒 | Weblog
27年生きてきて、初めて失神した。

上司(殿方)に「化粧が濃い濃い濃い…」と50回ぐらい言われ、キレてしまったらしい、私。
都合の悪いことは忘れられる便利な性格のため、あまり覚えていないが。
転倒した瞬間、机に頭を打撲したせいか、今になって右側頭葉が傷む。(嗚呼、貴重な脳細胞が…)

けっこう、粘着質だったと思う。上司の言い方。
自由を愛する奔放なB型水瓶座には辛い出来事だった。

いつもと変わらぬ行程で化粧したし、
いつもと変わらぬ化粧品の分量を使ったのだから、いつもと同じ顔の筈。
なのに、あまりにもしつこすぎて、私の体内に内蔵してあるストレス防御システムはダウン。(㈱シーマが株式分割した時、JASDAQ取引所がダウンした感じ?←マニアック)

今まで誰にも言わなかったが、私は顔にコンプレックスがある。
小学校4年生の時にS藤君に「ブス」と言われたり、T橋君に「ブース、ブース」と言われたのがトラウマだと思われる。幼稚園の時もA君とM子ちゃんに言われたな。

恨みがましく、こんな場で露呈するのもナンではあるが、私は彼らを一生許さないだろう。
以前、このブログにも記述したが、私はここ数年素顔を家族以外に見せたことが無い。
他人に負けるような気がして。
弱みを見せるような気がして。
高校卒業と同時に本格的に化粧を始めた(所謂、大学デビュー)。
その頃から化粧行程は殆んど変わらない。
「美的」愛読者の私ではあるが、私の化粧行程は世間一般の常識から逸脱していないと言い切れる。付け睫もしていないし、アイライナーも2ミリぐらいの幅だし。
他の女子がどのような動機や思想の元で唇に紅をさすのか知らないが、私にとって化粧は、異性を惹き付ける為のものではなく、「自分を守る手段」。
「ブス」と言ったあの少年たちのような世間の目からの防御策。
私から化粧を略奪するのは、裸で街を歩けと言っているようなもの。
今まで身に纏うことを許された鎧をいきなり外せって言われてもねぇ。

「俺は、お前のためを思って…」
「お前は素顔の方が絶対可愛い」
なんて言われたけれど、私の素顔を見たことないくせに!
しかも「絶対」って言い切っちゃうところが…いやはや何とも…。

ファンデーションはプラウディア(オークール00番)アイシャドウはシャネル、口紅とマスカラはランコム、パウダーはゲラン、…この道具はずっと私のお守りだったし、いきなり変えろと言われても無理っす。
武士に「その刀、ダサくね?辞めれば」って言うようなものである。

ということで、私は私の顔を死ぬまで守り通す。
これが私の顔だから。
この顔じゃないと精神が安定しないから。
明日からも同じ行程でパタパタ塗り塗りさせていただきます。

なんせ、前世が女郎だったもんで。
平成の世に於いても
真っ赤な口紅、高いヒール、パール入りのマニキュア、巻き髪、下品に薫る香水…には固執してしまう。
(会社では自粛しているが。)

木綿の白いワンピースや化粧っ気のない顔を好み
「清潔感のある色気が良いねぇ」なんていう殿方なんて、ハナから相手にしていなくてよ。
ふんっ!!
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