晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

時代

2013-12-20 21:49:48 | Weblog
 ♪そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ~
  あんな時代もあったねと きっと笑ってはなせるわ~
そんな歌があったわね。。。

 時代と共に生活スタイルも変わっては来るし、また年齢と共にかえていかなければならないのも現実ね。

 夫の定年から10年、現役時代とは違って家庭生活にも細かな配慮をしてくれたものと感謝です。
職人さん任せだった庭木の剪定も、経済的なことも考えながら時間もあることだし…と我々夫婦の手造りへと変わっていました。形はともかく手造りの味わいね。
その庭の手入れも歳を重ねるごとに先行きを考えないわけにはいかないのが現実です。
 庭木は年々低く、枝数は少なく、そんなやりくりで今年はいよいよわが家の庭のメインとなるカイズカイブキの大木を夫は切り倒す決断をしたのでした。
 肥満の婆のウエストを大きく上回るほどの幹でしたから、樹齢はどれほどでしょうか・・・。
素人の私たちでは剪定もままならず、毎年少しづつ縮小してはいたのですが・・・。もう限界だねと意見は一致。
 胸は痛みますが、これも時代の変わり様です。
 
 四方に大きく広げた枝を切り落とすと、なんとも悲しい。
 
 その切り口はあまりにも無残で痛々しい。
婆は「ごめんなさいね。」と塩を撒きます。そんな衝動に駆られるもの。
 
 毎日、少しづつ爺はノコギリにハサミを持ち、婆は電動バリカンでしばらくは庭仕事。

  < あぁそうね。 ♪今日の風に 吹かれましょ~ >