晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

夏の思い出

2013-10-08 21:58:35 | Weblog
 こどもの成長は早いもの・・・。
 炎天の夏のを元気に遊んだビーチサンダル、もう来年には小さくて履けないかもね。

 今年は母が亡くなったり、講中行事などで我が家にお寺様が見えられることが何度かありました。
御坊様は玄関からではなく縁側からお見えになるんですよね。その御坊様が帰って行かれる様子を不思議そうにじーっとお見送りした孫でした。
若い御坊様は靴脱ぎ石でおぞうりを履かれ、孫に声掛け「さようなら」と帰って行かれました。  

 幼児の発想はゆかいだね。
 翌朝、幼稚園へ登園前の孫は得意げに「ばぁば~見て、見て~!」「おぼうさまみたい・・・」
靴下にビーチサンダル。鼻緒にくいこんだ靴下は白足袋に草履なんだね。。。

 「おぼうさま~っ!幼稚園はスニーカーにして~!」と・・・。
こんなかわいい夏のエピソード、忘れしがちな婆はブログに残します。

  < 夏の日の 思い出残す 名言集 >

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人生の秋

2013-10-07 22:06:24 | Weblog
 暑い暑いで過ごした今年の夏。風にススキがゆれ秋を感じながらぶどうの収穫の日々。
気がつけば、農家の後継ぎとしてぶどうに携わり三十数年。
定年後からは本気専業となったものの、この人生もそろそろ秋の風が立ち我々夫婦も働き方を考えねば…と婆は思うのです。

 朝の直売所で出会った青年は、大粒のりっぱな桃太郎ぶどうを搬入しながら会話の中で「自分は、葡萄の未来は明るいと思っている。」とはっきりと言い切り、あぁこれが若さなんだ…と婆はたじろいでおりました。
それもそうだね。子育て世代の若者ですから、しっかり将来を見据えた栽培計画をたて経営していかなければね。夢も広がり人生も躍動の時でしょう。
 
 秋風の中の我々初老夫婦は、楽しい心で年を取り、無理なく働き…だけど、施設園芸は後片付けまで考えなければならないんだ…と心の隅にちょっぴり秋の風。 

  < 人生も 猛暑を越えて 秋の風 >

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葡萄を語る。。。

2013-10-04 21:59:31 | Weblog
 毎朝、ぶどうの搬入に忙しい直売担当者です。「たいへんね。」とよく言われますが、この直売所の朝はけっこうおもしろいものです。
 直売所で顔なじみになった果樹農家はやはり果樹に携わる人とお話しすることが多く、情報交換の場ともなっているのです。
この間はずいぶん若い果樹農家さんを交えての葡萄話でした。

 近ごろ種が有るというだけで残念だけど人気低迷のマスカットについて果樹農家の私たちは話が盛り上がった。
かつては高級品とされ、名前も味にも気品を感じさせる<マスカット・オブ・アレキサンドリア>は生産者としては最高の品種だと今も思うのです。近年、生産量も激減するこのぶどうを無くしては・・・そんな思いがいたします。
 
 「自分はアレキ(生産者はこう呼びます)を作りたい」とやはりこの若者も・・・。
 若い生産農家さんがアレキを極めたい・・・そんな思いを聞いただけで同じ果樹農家の私はなんだか嬉しくなりましたね。

 葡萄を語り、将来を語りあう・・・今、直売所が面白い、働く朝が面白い・・・。

  < 夢語り 思いを語る 今日の朝 > 

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