晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

ブルーウイング

2008-10-16 20:28:55 | Weblog
 蝶のような四季咲きのブルーウイングがまた楽しませてくれます。
 夕陽に向かい昨日はあの映画を観にでかけたのですが・・・夕方とはいえ連日の外出にあまりにも自由奔放そうでさすがの私も気が引けました。
まず行かないだろう夫にも社交辞令で誘いますが予想通り。それでいいのですが・・。
 家事をする娘も忙しく働いている所を申し訳なく思いながらやはり今日にしようと決断したのでした。
苦渋の選択ですがやはりレディースデーの800円安料金には魅力がありすぎます。
心もサイフも狭い自分です。
 泣くも笑うも遠慮なし独りで観る映画はこれがいい。

  < おくられて 結果が見える 人生の >   

 
 

生姜

2008-10-15 23:06:55 | Weblog
 畑仕事にもうひとつ元気が欲しいものだが・・・と思っていたところへにまた、中国産の冷凍インゲンに殺虫剤混入のニュース。
やはり、自家製野菜で健康を守るしかないと奮起する。
 怖い中国野菜はホントにショウガありませんなーなどと独り冗談言いながらわが家の生姜の収穫をした。
 見事な出来栄えに気を良くしたのですが、一株がかなり巨大、しかも20株近い多量な生姜にこんなに出来てもショウガありませんなーとまた悩み。

  < 端仕事 怖さがヤル気 起こさせる >

ムラサキシキブ

2008-10-13 21:57:48 | Weblog
 とうとう97才の伯父が逝った。葬儀に善いもないかもしれないけど・・・。
最高のお別れができたと思える。五人の子供・あたたかい家族に見守られ大勢の親族におくられる伯父は話題の<おくりびと>により清められ、薄く紅まで差していただき闘病の辛さも感じさせない穏やかな顔だった。
 お酒が好きだった伯父は一人息子と甥の三人で最後のお酒を交わし参列の皆ともお別れした。
 この日の母は自分の兄の死も知らず、いつもになく深く眠っていて孫の面会も気付かなかったそうだ。認知症が進み先に他界した弟二人の死も知らせないまま、たった一人残された兄もついに・・・。
 昨日、自分の姉妹が元気で居る嬉しさを感じたばかりに、知らず居る母が不憫にも思える。

  < 知らぬこと 忘れる事も シアワセか >

秋空

2008-10-12 23:23:05 | Weblog
 秋の空や秋の風にはススキがきれいだなとこの道を通るたびに見上げていた。
今日は実家に行き、三姉妹でちらし寿司を作ろう・・・という事になっていた。
地元ではバラ寿司。驚異の2升のお寿司は御無沙汰していた従姉妹達に振舞った。
姉妹が揃ってこんな時を過ごせるようになった。やはり、この歳になっても末っ子の私は姉任せで良き姉妹を残してくれた両親に感謝し、鎮座する三女です。

  < 姦しさ 変わることなし 三姉妹 > 

秋祭り

2008-10-11 20:29:28 | Weblog
 神戸生まれのワタシもこの田舎に暮らし4年。居心地よくすっかり田舎者です。
今まではお祭りはこの姿で子ども神輿を遠くから眺めていたわけですが、町内の人とも馴染み秋祭りにかり出されたわけです。なにしろお神輿の担ぎ手不足も深刻ですから・・・。少子化に悩む田舎の事、犬にも寛大です。もちろんハッピは自前ですし、自慢じゃありませんがホッかぶりだって誰よりも良く似合います。
 こんなオトボケキャラのワタシに皆さんは、我が子・我が孫を忘れカメラを向けられ一瞬のアイドルでございました。
 いやはや!お祭りはつかれますなー。

  < 少子化に かなわんワンと 空き祭り > 

芸術の秋

2008-10-10 20:04:07 | Weblog
 昨夜は友人に誘われ芸術の香り高いおかやま国際音楽祭に心豊かな時を過ごした。
 <中鉢聡>テノールリサイタル。自分には縁遠い世界だと思っていたが、イケメンオペラ界の貴公子?でありながらなぜかトークは二枚目半を演じ、固いオペラの敷居も低くして下さいました。
 食べず嫌いのオペラだったのでしょうか、すっかりテノールに酔いしれてしまいましたわ。理解はさておき心地好ければいいのでは・・・たった一度の人生は楽しまなければもったいない、もったいない。

  < 人生に 香りを添える 友がいる >     


トマトゼリー

2008-10-09 21:57:57 | Weblog
 ちまたではダイエットにバナナが一躍脚光をあびて品切れだとか…。
トマトゼリーもテレビ番組で紹介され話題沸騰で製造に追われているらしい。マスメディアの力なのか、消費者のノリのよさなのかたいしたものです。
昨日はテレビを見ながら昼食中、番組にゲスト出演された方のお土産がこれまたトマトゼリー。岡山産ですと紹介された、なにしろ庶民には少々高値でとても手が出ませんわー!と諦めてましたが、幸せなことになんとその日この夢のトマトゼリーが我が家に舞降りたのでした。製造元が近くにあったからでしょうが…思いがけない頂き物に”私もたべましたー”と大きい顔です。

  < 限定と ダイエットには ついコロリ >

  

方言

2008-10-08 18:52:26 | Weblog
 我が家の食卓には、この季節よく大根菜飯が登場する。これが食べたくて《葉大根》を育てた。土地の言葉で言えば《はでぇこん》
 岡山弁の代表的な例えに《でぇこをてーてーてーん》と言う《大根を炊いておいて下さい》の意がある。
 こんな訳の分からない方言で投稿するローカル紙ならではの新聞記事に感動した。高齢男性が初恋の女性の死を知り《恋いうもんは苦しいもんじゃ》と岡山弁で何とも切ない心情を投稿されたもの。
《空に向いて手を合わせ「好きだったんです。」と、小さい声で言うと涙が頬を伝った。》という一節をバリバリの岡山弁で《空へみいて手を合わせ「好いとったんでえ」と、こうめえ声で言うたら涙がほおを伝うた。年がなんぼうになっても恋いうもんは苦しいもんじゃのう》(本文 )これには参りました。
 新聞のこの欄が好きな私はいつも声に出して読んでみる。う~んと気持ちが伝わる不思議な岡山弁。

  < 飾り無く 胸もときめく 国訛り >

実りの秋

2008-10-07 20:53:45 | Weblog
 黄金色に稲穂も実り、庭先でキンモクセイが香りはじめると秋祭りが近づいたなーと感じる。
毎年、変わり映えしない田舎の秋祭り。少子化で活気を期待するのは無理な事は分かっていますが、町内の輪番制のお祭り準備は前年にならえ傾向でやはり今年も・・・。
 子ども神輿もわが家の子ども達の頃は競って担いだものですが、今は車輪付き台車なしでは移動もできません。
 昔ながらの奉納こども相撲の景品の買出しに行くが、景品の一本の鉛筆・ノート一冊が嬉しかったあの時代と違い、物に恵まれすぎたとも思える今の子ども達にこれでいいのだろうかと複雑な思いでおばさんは胸を痛めながら百均ショップで買い物。
 そうだ!、子どもに代わりおばさん相撲でもあればイッキに活気付きギャラリーも期待できるのでは・・と思う。景品は大間のマグロ・年末ハウスクリーニングまるごと一軒でも頂けるものなら、今までに見た事もない力を発揮すること間違いなし!とふざけた発想

  < 年の功 貫禄もまた 実る秋 >  

いけばな展

2008-10-06 21:35:13 | Weblog
 いけばな展の案内をいただき開催と同時にさっそく出向いた。
野の花を生ける~深まりゆく秋を感じる作品は身近な草花であったり、味わいのある花器・小物で生け込まれていた。堅苦しさもなく畑の隅・道の端・庭の中など何処にでもある花材にめぐり合える環境で恵まれている事を改めて感じた。
 野に咲く花のようにー人をさわやかにしてーと歌われたドラマの主題歌、そんな歌でも歌いながらわが家にも野の花一輪。

  < 大自然 染まりきった 我が暮らし > 

吉備津神社

2008-10-05 20:37:54 | Weblog
 今日はあいにくの雨。
いよいよ御本殿・拝殿の修復工事も完工した吉備津神社。10月5日は奉祝奉幣祭が行われる事が数日前より報じられていた。
 我が町内会は清掃作業が予定されていたために修復完成の神社お参りも出来ず過去の画像で思い起こしてみた。
 紫陽花を楽しませてもらったのは過去のブログによると6月17日だった。その時すでに屋根部分は完成を思わせたがブルーシートが点在した状況だった。
 思えばこの神社とのご縁は第二の人生スタートの結婚式・七五三詣・初詣・鳴釜神事・御祈祷・・・慶び事・案ずる事で幾度お参りしたことかしら。
季節の花も楽しめるこの神社、来月あたり銀杏も見ごろになる頃にまた出掛けよう。

  < 雨の日に 感謝の思いで 作業する >

時間

2008-10-03 20:13:43 | Weblog
 朝の慌ただしさからホッとした頃、”この間のが出来ましたよ。”と友人から電話が入る。
 小さな鏡に可愛いイチゴの絵柄と忘れられない母の言葉を添えた置物を期待通りに仕上げてくださった。
 要領よく逢う場所と時間を約束。一時間半ほどの時間ではあるけれど私の為に彼女が下さった貴重な時間とも思える。
 パワフルな彼女の生き方に出会うとエネルギーを充電されたようにいつも思える。

  < 両の手に 溢れるほどの 貰い物 > 
 

プレゼント

2008-10-02 20:20:15 | Weblog
 朝晩がひんやりしてきたので母の衣類も少し暖かいものと入れ替え届けた。
長めの靴下は先月、すこやか苑からの誕生日プレゼント。これからの季節にピッタリ。
 きっと職員さんがもうひとつ気持ちを添えてくれたんだろう<シゲコ>と赤い糸でワンポイント刺繍をしてくださっている。
 足の速さが自慢だった重さんの今にも駆け出しそうなあったか靴下。

  < まごころに 寒さ知らずの 足の先 > 

渋皮煮

2008-10-01 20:00:55 | Weblog
 大きな栗がたくさん届き、久しぶりに渋皮煮を作ってみた。
 渋皮を傷つけないよう鬼皮を丁寧に根気良く剥き、何度もアク抜きしコトコト煮る。仕上げにブランデーをトポトポと加えるだけ。これだけの作業が以前は軽く出来ていたけど、メガネに頼り、指先の力の衰えにシミジミ若くないなーと感じた。
それでもこの季節には一度は食べたい物。季節感と指先を使うことで老化に歯止め。

  < 食欲は 衰え知らず 今が旬 >