晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

美田を残さず・・・

2011-10-18 22:06:02 | Weblog
 もうやめてしまおうか・・・そんな思いを持ちながらこれまで続けてきたお米作りです。
 少しばかりの水田に我が家と弟世帯の一年分の自家用米です。
このご時世、たとえ少ない耕作地であっても機械なしではとても出来ないお米作り。そのコストを考えれば市販されたもので賄ったほうがいたって合理的であります。
かといって親から受けた田畑も耕作放棄地となってしまえば管理上これも困りもの・・・。跡取り息子の苦悩です。

 予定通り、朝から夫兄弟は力合わせて稲刈りです。
お米の年間消費量が人一倍多いわたしですので、人一倍働こうと意気込み田に向かいます。
”手伝いは要らないぞ!”と夫の声。そりゃそうでしょうよ・・・小さな田に戦車のようにコンバインは走りアッという間に作業は終了です。
 毎年繰り返されるお米作り、この作業をするたびに思います。亡き舅の残したものは有り難いんだけれど・・・少々厄介な水田とどんなことでも助け合える兄弟。

  < 兄弟愛 これ最高の 遺産なり >

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同じような悩みあり!です (おじさん001)
2011-10-19 11:22:06
 似てます。我が家は親父が田んぼができなくなり、かといって先祖から引き継いだものを手放すのも忍びなく、耕作放棄地にもできず、結局、専業農家に農業目的との条件付で農業委員会の承認を得て、畑を残して田んぼを10年更新の無償貸与契約(使用貸借というのかな?)を結び今に至っています。
 既に父も他界し、借主も歳をとってきてますので契約解除となればどうしようかと、、、。今更、農機具は買えませんしね。
 残った畑の守をしているのが今というわけです。米は買ってますよ(笑)。

 家族構成や生活基盤の変化でいずれは決着させねばならぬ事柄です。頭が痛い、、、。
返信する
とりあえず頑張る! (ルイコのおばさん)
2011-10-19 22:35:34
 バトンを渡された者の悩みはどちら様も同じようですね。こと農地にあっては・・・。
 農地を借る側、任せる側とも先を見計らっても10年の区切りは複雑な思いでしょうね。
 我が家はとりあえず頑張る。できるだけ頑張る・・です。
自然の恩恵と健康的に体力を使う農作業がよろこびと感じる我々はいいのですが、その後はいずれどうにかなるのでしょうね。今は現役ランナーですが・・・。
返信する