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晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

2011-08-13 21:54:37 | Weblog
 清水白桃の収穫に追われる大忙しの日々も過ぎ、気が付けばお盆であります。
 ご先祖様はもうそこまで・・・なのにまだお迎えの用意もできず朝から ドタバタ掃除にお供えにてんやわんやでありました。
 お供えものは我が家の畑で採れたものばかりです。
スイカ・きゅうり・しし唐・オクラ・ゴーヤ・トマト・かぼちゃ・かんぴょう・お迎えの灯となるホウズキを籠に盛り上げました。
 長い間、姑がしていた迎え盆の準備も今は私の役割です。
 そうそう、ナスは割り箸を刺し牛にしましょうか・・・お盆はご先祖様にキュウリで作った馬で早く来ていただき、ナスの牛でゆっくり帰っていただくのだとききます。
しかし、我が家にあっては準備が間に合わず、ぼつぼつ牛で来てくださいとお願いいたします。
 
 そんな情況のなかで、”いつまで経っても他人行儀なんだから・・・””お義母さんの方です、他人行儀なのは・・・”そんな朝ドラ(おひさま)のとげとげしい会話を聞きながらただ事ではなくドラマにクギ付けになったのです。
 陽子さんと徳子さんはとても良い関係の嫁・姑なんですが・・・辛かったり我慢できないときは甘えてほしい・・そんなお互いを思いやっての涙混じりの言い争いのシーンを見ながら視聴者の私が涙です。
 着ていた木綿のワンピースの裾をつまみあげ、流れる汗と涙を拭きながら作業を続行したのです。
 私と義母もやはり遠慮していたのか言い事のない同居生活をしてきたものだなと三十数年の義母との暮らしを思い起こした朝でした。

  < 生き方は 黙って見せて 教えられ >  


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