晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

人生の終いかた

2016-05-23 22:03:41 | Weblog
 舅が逝ってから37年、そこから始まった二人兼業農業の道だったとこの頃しみじみ思うようになりました。
桃の摘果をすませた婆は、今日からは爺の葡萄の手入れの手助けです。もう粒になってます。
農作業は、お互い助け合いながら、作業場は違ってもそれぞれ目指すところは同じなんです。

 昨夜は久しぶりにテレビに見入っていました。NHKスペシャル「人生の終い方」。
余命宣告を受けてから亡くなるまでの間に何を残しますか・・・問われます。ある方は連れ添った奥さんに「ようついて来てくれました」そんな言葉を贈られたとか。
 残された奥さんは今もこの言葉に励まされ暮らされている。やはり永年連れ添った夫婦だと感慨深い。

 40年近く連れ添った我々夫婦。きっと「ようついて来てくれた・・・」なんて不器用な夫からそんな言葉は出ないだろうから、妻の私は「ようひっぱって行ってくれました」そんな言葉を感謝を込めて残しましょうか。
 良いお終いをするには、良い生き方をしませんと・・・そう感じながらやはりこの仕事を続けようと思う爺婆です。
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