晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

思いだけ・・・

2011-09-17 22:18:00 | Weblog
 お彼岸も近く、雨にけむる菩提寺の本堂がわが家からちょうど見えるんです。
 昨日は、檀家の皆さんによる清掃作業がおこなわれ参加いたしました。
一般家庭とは違い仏具などたいへん貴重なものですからそろりそろり細やかに気を遣いながらの作業です。
廊下にいたっては欅材ということもあり、お寺の周辺で集められた椿の実を木槌で粉砕し、ちいさな木綿袋に納め作り上げた磨き袋で丹念に磨きます。
 昔からの知恵はすぐれもので、徐々に光沢を増す廊下を見るたびにこの手入れ法を我が家でも真似てみようと思うのは毎年のこと・・・しかし、未だ実行できないわが家なのです。
人海作業は掃除ベテラン主婦ぞろいですから、手さばきもさることながら口の働きもなかなかであります。おばさま達にあっては奉仕作業もたいせつなコミュニケーションなんですねー。

  < 口ほどに 磨きかからず 彼岸待ち > 
 
コメント (2)
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