晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

働きアリ

2011-03-29 21:13:23 | Weblog
 小さな白い砂糖粒を”よいしょ!よいしょ!”と一生懸命に運ぶアリのように二人で働きました。
 果樹栽培農家は芽吹きが始まるとそろそろ忙しさが・・・。土砂が流され、気になっていた路肩の整備を今のうちにやっておこうという算段です。
 男アリがスコップで砂を大きくすくいあげる。女アリは白い土のう袋で受ける。
袋に適量の砂が収まると女アリは手際よく袋口を紐でキュッと締め上げる。土のうの出来上がり!。
出来上がった土のうは、すかさず男アリが車に積み込む。
いやはや、土のう一袋の重いこと、重いこと・・・ヘトヘトです。。
 車で運び込んだ土のうは男アリ・女アリそれぞれが一輪車で整備箇所まで列をなして運んだのでした。
 ご近所さんから”頑張ってるなー、晩酌がおいしいよー”と声援をもらい元気も倍加。
 アリの群れは、アクセク働いているアリは2割だとか、さぼりアリが2割、残りは並みの働きだと聞いたことがあるけれど、今日の二匹のアリは間違いなく働きアリと思われます。
働きアリは二匹合わせて120歳。いささか疲れました。それでも、キリギリスよりアリでいようと思うのです。

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