ようやくシリーズの6巻まで読みました。でもゴールはたしか
本屋でチラッと見た記憶だと25巻くらいだったので、まだまだ
遠い道程ですね。
ざっと説明しますと、奉行所与力の神林道之進の弟、東吾と
旅館「かわせみ」の女将、るいのまわりで起こる事件や出来事
の短編。
東吾は与力の家で”いちおう”後継ぎとされていて、でも兄夫婦
の家に厄介になっている状態。
るいはもともと同心の家で、父の死後、同心を廃業して旅館を
はじめます。
東吾とるいは幼なじみで恋仲なのですが、るいのほうが歳上で、
お互いの立場的なものもあって、結婚には至っていません。
大店の娘が家の金を盗んだ騒動の「師走の月」、加納屋という
高級鼈甲のお店の奥さんが絶世の美人で、しこの主人が殺される
という話「迎春忍川」、東吾が見かけた女スリの話「梅一輪」、
勤皇志士を名乗る盗賊の話「千鳥が啼いた」、表題作の、本所の
界隈で婚礼の日に火の玉騒ぎがあって狐の仕業かという話「狐
の嫁入り」、そして道之進の妻、香苗に待望の赤ちゃんが、という
話「子はかすがい」の6編。
表題作「狐の嫁入り」は、謎解きに大掛かりな”しかけ”をして、
ある不幸な娘を助けるという痛快な話で、お気に入りの一作。
本屋でチラッと見た記憶だと25巻くらいだったので、まだまだ
遠い道程ですね。
ざっと説明しますと、奉行所与力の神林道之進の弟、東吾と
旅館「かわせみ」の女将、るいのまわりで起こる事件や出来事
の短編。
東吾は与力の家で”いちおう”後継ぎとされていて、でも兄夫婦
の家に厄介になっている状態。
るいはもともと同心の家で、父の死後、同心を廃業して旅館を
はじめます。
東吾とるいは幼なじみで恋仲なのですが、るいのほうが歳上で、
お互いの立場的なものもあって、結婚には至っていません。
大店の娘が家の金を盗んだ騒動の「師走の月」、加納屋という
高級鼈甲のお店の奥さんが絶世の美人で、しこの主人が殺される
という話「迎春忍川」、東吾が見かけた女スリの話「梅一輪」、
勤皇志士を名乗る盗賊の話「千鳥が啼いた」、表題作の、本所の
界隈で婚礼の日に火の玉騒ぎがあって狐の仕業かという話「狐
の嫁入り」、そして道之進の妻、香苗に待望の赤ちゃんが、という
話「子はかすがい」の6編。
表題作「狐の嫁入り」は、謎解きに大掛かりな”しかけ”をして、
ある不幸な娘を助けるという痛快な話で、お気に入りの一作。