やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
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スロヴェニアの…

2012-07-16 | オーケストラ巡り
スロヴェニアのオーケストラから、スロヴェニア・フィルハーモニーによるチャイコフスキーの交響曲5番と、ベートーヴェンの9番。
そして、同じくスロヴェニアのユース・オーケストラで、リムスキー・コルサコフの《シェヘラザード》と、ラデッツキ行進曲、を聴く。

スロヴェニア・フィルは、かつてクライバーも指揮したこともあるといふ伝説をもってゐるらしいのですが、今回聴いたチャイコフスキーの5番や、ベートーヴェンの9番では、それほどレヴェルの高いやうには見受けられず、実際にも、精一杯といふ感じの演奏です。

ただ、野外で公演された第9の始まりは、とても面白いので、一部を載せてみました。

George Pehlivanian conducts Beethoven's Symphony N. 9 - 1st Mov. Part 1



ユース・オーケストラの演奏は結構見つけられまして、どれも一所懸命の姿がとても好ましいです。
特に、数年前のコンサートのラストでの《ラデッツキ行進曲》の演奏は、有名なニュー・イヤー・コンサートのやうに演奏してゐますが、片やヴィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートは今や全世界に衛星放送され、黄金のホールでの煌びやかな演奏を世界に誇りますが、スロヴェニアの若者たちの《ラデッツキ》も、聴衆の、まったく暖かい見守りと大きな手拍子と拍手に支へられて、どっこい、決して世界一のヴィーン・フィルにも劣らない、見事な”音楽”を奏でてゐます。

Strauss - Radetzky Marsch with Gimnazija Kranj Symphony Orchestra



スロヴェニア、って? 

 ・観光局