やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

カマキリの巣

2005-10-24 | やまがた抄

延ばし延ばしになってゐた、知人宅の庭木の選定をやっと済ませました。

カナメの生垣を済ませ、立ち木の方に回ると、カマキリの巣がありました。



ずゐぶんと、高い処に巣をつくり、今年も雪が多いかも、と知らせてゐます。

ここ山形では、秋も深まってくると、動植物の色々な変化で、その年の冬の雪の具合を推し量ってゐます。
例へば、カメムシの発生が多いと雪が多い、とか、カマキリの巣が高いと雪が多い、とかー。

科学的な根拠については、小生はよくわかりませんが、日に日に感性が鈍くなってゆく人間よりは、生きることに必死な昆虫達の色々な行動の方が、ある意味、確率が高いと思ひ、それでも、彼らの予想が外れることを願ってゐました。


小生が植ゑた二本のハナミズキが、葉と実を紅く染めてゐました。