rakitarouのきままな日常

人間様の虐待で小猫の時に隻眼になったrakitarouの名を借りて政治・医療・歴史その他人間界のもやもやを語ります。

体験的くるま論 ホンダシビックハイブリッド

2008-05-03 23:55:46 | くるま
体験的くるま論 ホンダシビックハイブリッド

長距離通勤をするようになってガソリン代も高くなり、省エネのためにもと思いハイブリッド車を購入しました。2大ハイブリッド車としてプリウスかシビックかの選択ですが、スタイルのさりげなさから迷わずシビックにしました。

シビックを運転していて感ずるのは、日本の技術力は世界一だということです。技術者たちが燃費向上のために「これでどうだ」と言わんばかりに作りこんだしくみが運転の種々の状況で現れてくるのが実に楽しいというか頼もしく感じます。いろいろ車に乗ってきましたがシビックにつぎ込まれた技術力は絶賛せざるを得ません。1万2千キロ乗って買ったときからの総合燃費がリッター20.5km、よく走るとリッター22kmに達するのは大したものです。250ccのバイクに乗っていた時の燃費と変わりません。昔乗っていたトヨタビスタ・ターボディーゼル(マニュアル)はリッター17km走りましたが、そのころと同様800km位走るとそろそろスタンドに寄ろうという感じです。

ホンダのハイブリッドはモーターアシストと呼ばれるもので、トヨタのようにエンジンと駆動モーターを別々に搭載するコンバインド(パラレル)ハイブリッドと異なり、エンジンの一部にモーターを組み込んだものである。機構はパラレルにつないだものより簡素だが、燃費向上率はパラレルよりも悪い。ホンダはハイブリッドによる効率向上よりもエンジン自体の燃費向上技術に自信があって、これを最大限に生かしながらハイブリッドの利点も生かすという方法をとっているようです。運転開始直後のオイルが温まらないうちはそれほど燃費が伸びませんが、長距離を乗るにつれて燃費がのびてゆくのがわかる。もっともこれは聞いたところプリウスも同様らしいです。

<シビックハイブリッドへの苦言>
技術には何も不満はないのですが、スタイルに関しては特徴がなさすぎます。モビリオやフィットなどのスタイルに特徴のある車を作れるのに今のシビックは名前がアコードと付いていても違和感ないです。初代のシビックはインパクトのある車でしたね。フロントグラスがかなり前に張り出しているので運転席の前はかなり余裕があるように感ずるのですが、実際の運転席はさほど広くありません。2段に分かれたインジケーターの関係で運転席に奥行きが必要だったのかも知れませんがもう少しコンパクトにして5ナンバーでも良かったかも。

<シビックハイブリッドの走り>
加速が必要な時は1400ccのフィットのエンジンに強力になったモーターの加速が加わるので特に不満なく追い越しや高速の流れに乗ることができます。しかしやはり燃費を気にしながら最小の回転で70kmくらいの速度を維持したり、40kmくらいの定速走行のときには電気だけで走ったりすることで燃費が伸びてゆくのが楽しく感じます。運転自体は日本車だから癖がないし、エアコンやヒーターを使っていてもあまり燃費に関係ない所や、渋滞や信号で止まっている時はエンジンが止まっているのも良いです。

<隠れた魅力>
今のところ技術を絶賛したいので隠れた魅力といえるものは見当たらないのですが、今後メンテナンスをする段になったらまた書き足すことが出てくるかと思います。

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