rakitarouのきままな日常

人間様の虐待で小猫の時に隻眼になったrakitarouの名を借りて政治・医療・歴史その他人間界のもやもやを語ります。

North American B-25 Mitchell Mk.II Airfix 1/72

2021-10-25 16:48:15 | プラモデル

英軍所属のB-25 ミッチェル爆撃機を作りました。B-25は地味ながら中型爆撃機として、或いは対潜哨戒などに欧州、アフリカ、太平洋戦域 など広く用いられ、計1万機の生産を誇ります。B型(英国ではMk I)は、空母に搭載されてドーリットルによる東京空襲で有名になりました。また1945年エンパイアステートビルに衝突したことも有名です(ビルは一部倒壊したものの補修された)。H型は75mm砲装備、J型は12.5mm機銃を12丁装備した対地攻撃用のガンシップとして使用され、操縦性の良さがうかがわれます。乗員5名、エンジンはWright R-2600(1700馬力x2)、最高速度は430km/hで後続距離は2100kmでした。

ノースアメリカン B-25 Mitchell Airfix 1/72 英国空軍仕様     コックピット内部まで良く作りこまれている

模型はAirfix製の新金型で非常に精巧にできており、今回作ったのは蛇の目の英軍仕様(Royal Air Force Dunsfold, Surrey, England, 1943)でしたが、他にも米軍仕様、アフリカ戦線仕様などいくつかのバリエーションで発売されています。コックピット内部など見えない部分まで良く作りこまれていて胴体中央の側面は透明部品になっていたので窓以外を塗装してしまうのをためらう程でした。いくつかB-25の製作記を読んでみましたが、他のモデラーの皆さんも前輪降着をいかに自立させるかで困っておられたようです。このモデルは胴体前面はガラス部分が多く、内部も作りこまれているのでバラストを入れる空間があまりありません。私は爆弾倉の前(操縦席の後方)とエンジンカウリングから主車輪の間に粘土と小さい釘などを入れて主車輪より前方を重くして自立させました。塗装は上面オリーブドラブ、下面ニュートラルグレーのスプレーですが、モールドが自然に浮き立ってくれたのでいい感じになりました。細かいスライドマークが多いのでアンテナなどを付ける前に貼付した方が良いでしょう。また爆弾にもスライドマークがあるので忘れない様にしないと胴体を合わせてからでは困難です(大変でした)。英国製爆撃機ウエリントンと並べてみました。

上面オリーブドラブ、下面はニュートラルグレーで米軍と同じ塗装

爆弾倉内なども良く作られている。  ウエリントン爆撃機との比較 

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