昨日,今日と早稲田大学国際会議場で開かれたAESCS(Agent-based Approaches in Economic and Social Complex Systems)のワークショップを聴講した。当然ながら,複雑ネットワークを扱った研究が増えている。共感を持てたのは,認知科学を視野に入れて,エージェントの知能を多少高める方向を目指した研究がいくつかあったこと。これから発展しそうな方向ではないか。
そうなると,マーケティングや消費者行動を扱った研究にも期待がかかるところだが,今回聞いた発表の多くはあまり感心しなかった。既存の(良質の)研究をもう少し踏まえたほうが実りがあるのではないか・・・自分の分野なので(自分のことは棚に上げて)つい厳しく見てしまう。しかし,他のドメインでも専門家からは同じような見方をされるのだとしたら・・・エージェントベースの研究者だけで交流するのでなく,「主流」と直接戦うことが重要かもしれない。
いずれにしろ,発表しないで聴いているだけ,というのはやはり情けない。主要な会議をターゲットに研究計画を立てるべきなのだろう。しかし,いまのところマーケティング(サイエンス)や消費者行動の「オーソドックス」な研究も日程から外すことはできない。二兎,三兎を追う状況が続く・・・。
そうなると,マーケティングや消費者行動を扱った研究にも期待がかかるところだが,今回聞いた発表の多くはあまり感心しなかった。既存の(良質の)研究をもう少し踏まえたほうが実りがあるのではないか・・・自分の分野なので(自分のことは棚に上げて)つい厳しく見てしまう。しかし,他のドメインでも専門家からは同じような見方をされるのだとしたら・・・エージェントベースの研究者だけで交流するのでなく,「主流」と直接戦うことが重要かもしれない。
いずれにしろ,発表しないで聴いているだけ,というのはやはり情けない。主要な会議をターゲットに研究計画を立てるべきなのだろう。しかし,いまのところマーケティング(サイエンス)や消費者行動の「オーソドックス」な研究も日程から外すことはできない。二兎,三兎を追う状況が続く・・・。