掲載写真右はレヴォリューショナリーズ名義で78年にプレスされた「MUSICAL
DUB ATTACK」のCD。78年当時はプロモーション用に配布された盤のみが存在し
ジャケットはなくレーベルに曲名表記も無かったのだが、今回のCD化に際し
新たなジャケットが用意された。
掲載写真左はI ロイが76年にリリースした「MUSICAL SHARK ATTACK」。
「MUSICAL DUB ATTACK」はこの盤のダブであるので、オリジナルのトラックを
担当したレヴォリューショナリーズ名義というわけである。それにしてもオリジナルの
イメージを踏襲したなかなか洒落たデザインである。
I ロイはディージェイなので、既存のトラックを生かしてそこに絶妙のトースティング
を被せる。それを更に使いまわしてダブのレコードを作るのだから、レゲエの世界は
奥深く鷹揚である。(笑)
I ロイのアルバム自体が素晴らしい出来で、鋭いリズムにスムースな喋りが重なり
聴き応えがあり、そのダブも大技炸裂とまではいかないが、こちらもシャープに
仕上がっていて、ここは両方揃えるのが筋というものだろう。
レヴォリューショナリーズといえば、「DUB OUT HER BLOUSE & SKIRT VOL. 1」
と「DUB OFF HER BLOUSE & SKIRT VOL. 3」がLPでリイシューされた。
CDでの再発が無いようなので、これはLPを手にするしかあるまい。
この2枚のダブは強烈なので抜かりなくいくしかあるまい。ジャケットもいいし。
それにしても何故「VOL.2」を飛ばして「VOL.3」なのだろうねぇ。
おっと、さっきレゲエは奥深く鷹揚だと書いたばかりだった。(笑)