HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

明日は違う日

2013-09-09 20:46:05 | BRASIL

あるCMを見て「可愛いなあ、この娘誰だっけ。」と検索すると、大政○だった。
それにしても、昔からチェックしていたはずだったのに、名前を思い出せないとは
耄碌が進むにもほどがある。

で、大政○、橋○愛、入山○奈と名前を続けてみて、「ああ、美しい統一感。」と
意味もなくニヤリ。

今では、ほとんど聞かれることはないが(笑)、困る質問の一つに「好きなタイプは?。」
というのがある。何故なら私に好きなタイプはないからだ。長い髪の人も短い髪の人も
面長の人も丸顔の人も好きになれば好きだし。

ここのところ、CMやドラマでよく顔を見る本田○のことが気になっている。
何といっても、まゆの薄い感じがいい。細いのではなく、薄い感じ、である。
薄いのではなく、「薄い感じ」なのだ。密度が濃くないとそれはそのまま薄いという感じに
繋がるし、色が濃くないのも然り。本田○の顔を見るときは、いつもまゆばかり見ている。(笑)

あっ、私が80年代から90年代前半にかけてドラマをほとんど見なかったのは、
女性タレントのまゆが濃かったからかもしれない。(嘘です。)

掲載写真の盤ははエリス・レジーナが72年にリリースした、その名も「ELIS」。
極端な短髪に極端に薄いまゆが印象的なジャケットである。
69年の「COMO & PORQUE」や70年の「EM PLENO VERAO」ではきれいに手入れされた
まゆでジャケット写真に収まっているが、71、2年頃のエリスのまゆは極端に薄い。
まあ、髪型はずっと短髪であるが、ここまでの短髪であるのは、この盤くらいだろう。
それだけ、ジャケットの印象が強い盤である。

で、私の一番好きなエリスのアルバムがこれなのだ。歴史的に見ると、公私を共にする
パートナーが変わり、それによってアルバムのアレンジの幅が広がり、流麗且つ多彩な
色合いを持つ曲でアルバムが埋め尽くされた、というのがアルバム「ELIS」である。

ミルトン・ナシメントの曲の解釈が素晴らしくアコースティック・ギターとパーカッションに
様々な音色のキーボードの絡みが素敵『「NADA SERA COMO ANTES』では、
エンディング間際でのエリスのスキャットがバッチリとキマる。
また、荘厳なイントロに導かれ、歌の入りと同時に入ってくる複数のパーカッションが
歌にまとわりついては離れる『CAIS』の出来も素晴らしい。

早くから後に大物になる人の曲を多く取り上げてきた先見の明が素晴らしい人で
ロック者としては、ここらの感覚はリンダ・ロンシュタットと双璧であると思う。
多くの名盤を残すエリスであるが、この盤が持つ永遠の瑞々しさを、未聴の方には
是非とも体験していただきたい。

さて。話は全く変わるが、音楽本編の話に特に関係なく、枕で登場させる人命を
フル・ネームで表記せず、「橋○愛」みたいな表記にするのには理由がある。
それは、その名前で検索してたまたまこのブログを見た人には、無駄な時間を
使わせてしまって悪いからという気持ちと、そんな検索でここに来て欲しくないという
両方の気持ちが同じ分量であるから、である。

今回も最後にくどい言い訳を書いてしまったな。(笑)

コメント
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