HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

CROWING STONES

2012-02-05 20:09:57 | ROCK

いつものように、だらだらとネットを徘徊していたところ、面白いものを見つけた。
「いやぁ、同じようなことを考える人がいるものだ」と思ったのが掲載写真のブツで、「CROWING
STONES」と名付けられたそれは1990年から2010年にかけてブラック・クロウズがライブで演奏したり
スタジオで録音したストーンズ絡みの曲を集めたもので2枚のCDに収まる尺に編集されている。

ご存知の通り、クロウズは自分たちのライブの多くをネットで販売したので私も幾つか購入した。
大抵の場合、ライブでは何がしかのカバーを披露することが多く、とりわけストーンズの曲は数多く
カバーしていたので、私もかつて1枚をストーンズ・カバーで、もう1枚をバンドやニール・ヤング、リトル・フィートに
ピンク・フロイド等のカバーを集めたCDRを作ろうと思ったことがあり、例によって頓挫(笑)したのだが、
ストーンズ絡みだけで、よく23曲(『SILVER TRAIN』と『TORN & FRAYED』『LET IT BLEED』が
2バージョン収録されていて、収録曲は26曲)も集めたものだと感心した。

『SYMPATHY FOR THE DEVIL』や『STOP BREAKIN' DOWN』のデモは、普通にオフィシャルで
発売されたライブ盤を買っても聴くことができないし、いつぞや取り上げた2010年のフィルモア(この日の
ライブから6曲選ばれている)は、正式に発売されていないので、編集した人の苦労が伺える。
リッチ・ロビンスンのソロから『MEMO FROM TURNER』を引っ張ってくるのも気が利いている。

ただ、全ての曲がベスト・テイクかどうかは、聴く人の嗜好や捉え方によって違ってくるのは当然で、
私見では『TUMBLING DICE』はもっと良いテイクがあるとか、いろいろあるのだがここまで纏めていただければ
ありがたいわけで、ただダウンロードして聴くだけの私の不満なんぞはどうでもいい話だ。
まあ、自分で曲を差し替えるほど手間をかける気もないのだけど。(笑)

因みに私が思いついたクロウズのカバー集が頓挫したのは、恥ずかしながら計画では1枚目に充てるはずだった
ストーンズ・カバー集が上手くいかなかったから。(笑)つまり、先に書いたことと相反するようで恥ずかしい限り
なのだが、「良いテイク」の選出に迷ったのであった。

で、もう1枚のカバー集に予定した曲は下記の通り。最後の2曲は別の「俺編集盤」で使ったから
こちらも今では無効である。(笑)

01 DO RIGHT WOMAN DO RIGHT MAN
02 TRAIN IN VAIN
03 UP ON CRIPPLE CREEK
04 TONIGHT I'LL BE STAYING HERE WITH YOU
05 BOOMER'S STORY
06 WILLIN'
07 DON'T LET ME DOWN
08 (HEY HEY) WHAT CAN I DO
09 POOR ELIJAH 〜 TRIBUTE TO JOHNSON
10 OH WELL
11 LUCIFER SAM
12 EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE
13 THE SEEKER
14 OH SWEET NUTHIN'

いつの日か、クロウズのカバー集がネット販売のCDRでなく、オフィシャルのCDで普通に流通する形で
発売されることを願って・・・。

コメント
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