HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

SUPERSONIC

2007-12-26 22:18:54 | ROCK
相変わらず出不精である、というか仕事が忙しいというのもあるが
まあ出不精である。西新宿なんてとても遠くて・・・。(笑)
よって、ブートレグは通販で購入することがほとんどなのだが、
年に一度だけ、昔からあるビデオ屋もといDVDショップの通販を
利用する。単に割引があるから年に一度なのだが、他のところにない
映像が、その店にあるからというのが当然ながら最大の理由だ。
あいかわらずジャケットのセンスは無いけれど。(笑)

イギリスのテレビ番組「SUPERSONIC」で74年から76年に放送された
映像を集めた2枚組DVDR3種が今回の購入ブツ。
「SUPERSONIC」はどちらかというとグラムやパワー・ポップと
呼ばれるジャンルのアーティストが多く登場する番組で、演奏はほとんど
レコードにあわせるかもしくは事前に録音した音に口パクするのだが
ボーカルだけ「ON」だったりすることもある。
最初に番組を知ったのは一連のT.REXのオフィシャルものに収められた
映像によってである。もっともこの時期のマーク・ボランは少々太っていて
絵的に見栄えはしないのだけど。

今回の6枚のDVDRは見る人を選ぶだろうが、私は大満足だった。
まず、クリス・スペディングが「MOTOR BIKIN'」「JUNMP IN MY CAR」を
演奏するシーンだけで「買い」なのだ。前者はスタジオ内にもかかわらず
派手な火花が上がって盛り上がり、後者はアルバム「天才クリス・スペディング」
のアルバム・ジャケットのあのスーツで演奏するシーンが見れる。
キンクスの「NO MORE LOOKING BACK」は、何種買ったか思い出せないが(笑)
どのコンピレーションにも収められていない映像だ。
センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンドが「動く」のを初めて
見たし、エースやスティーブ・ギボンズという渋いところもあれば、
おなじみのセイラーやスレイドもある。

パイロットのライブを3曲も見れたのは収穫だ。「JANUARY」や
「CALL ME ROUND」のプロモ映像は見たことがあるが、より生き生きと
愛想をふりまきながら演奏する様は楽しいことこの上ない。
とどめはケヴィン・エアーズ。白いピアノの前に座りワインを飲みながら
「FALLING LOVE AGAIN」を歌うのだが、歌い終わり立ち上がると何故か
ピアノが爆破されるといういう演出が意味不明だが面白い。
デジタル・ノイズが酷いところもあるが、概ね私の好きなアーティストの
ところでは発生しなかったように思う。あっ、シン・リジーのところで
あったか・・・。まあいいや。

また、来年お世話になるよ。
コメント
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