HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

たまには映画でも

2007-12-04 19:58:13 | DAY BY DAY
たまには映画でもというタイトルでこれかよ、という突っ込みは
ご容赦を。(笑)

今日は休みだったので所用を片付けるついでに、いろいろと中古屋を
まわった。映画のDVDは初DVD化から間を置かずに「2枚で1980円」
だの、「3枚買ったら1枚タダ」だの廉価になるケースが多い。
また、過去の映画を買ったら後から特典映像付きの2枚組にボリューム・
アップされて再発されることもあるが、これはCDと同じか。(笑)

仕入れミスなのか『夕陽のガンマン』と『続・夕陽のガンマン』の
アルティメット・シリーズが未開封なのに980円で売られていた。
昔見たことがあるのだが記憶が曖昧なので、これ幸いとばかりに購入。
しかし、今日はそれではなく別の2本(掲載写真)を見た。
金も無いのに中古屋巡りとは笑わせるが、両方買って1560円だから、
良しとせねばなるまい。

『ワイルド・パーティー』はラス・メイヤー監督の作品の中でも人気作で
DVD化された時は一部で盛り上がった?であろう一品だが、これも
すぐ廉価盤の仲間入りをした。詳しいあらすじは割愛するが、20世紀
フォックス初のR指定という名誉に相応しい映画ではある。
少々ダレるところもあるし、ご都合主義の結末であるが私の目当ては
ストロベリー・アラーム・クロックの演奏シーンが見られるという所に
あった。思ったより長い時間そのシーンはあって満足した。
日本のG.S.映画と同じような感じで見てしまうと、ラス・メイヤーの
ファンには怒られてしまうかな。
タイガースやスパイダースのようにメンバーが主人公で登場するのでは
なく、レンジャーズの演奏(赤く赤くハートが)を見ることが出来る
『ある女子校医の記録妊娠』やダイナマイツの演奏(ユメがほしい)を
見ることができる『ケメ子の唄』とかと同じように楽しむロック者もいると
いうことだ。ちなみに前者は映画としてまあまあ面白く後者は途中で
見るのを止めた。(笑)この手の映画ではモップスの「御意見無用」の
演奏シーンが見れる『野良猫ロック暴走集団’71』が一番面白かった。

リチャード・ヘルのアルバムと同じタイトルで映画化された『ブランク・
ジェネレーション』はストーリー的には退屈でつらい映画だった。
ヘルのルックスが違ったものだったら、こんな映画は企画として通らなかったか
別のキャスティングになっていたかもしれない。
だが見所は多く、78年か79年かよくわからないが当時のCBGB’Sや
ニュー・ヨークの雰囲気を目にすることが出来るし、何よりヴォイドイズの
演奏シーンがふんだんに収録されているのが目玉だ。
口パクではなく、生演奏なのもいい。これだけで手元に置いておく価値がある。
ヘルのコートや革ジャンの着こなしも格好いい。
私は男がコートのベルトを後ろで結んでいるのを見るのが嫌いだ。
女の子ならかわいいと思うけど。時代が変わって着方も変わったというなら
それもそうだが、当然ヘルはそんな着方はしていない。
おっと、なんだか話が全く関係ない方に行ってしまった。(笑)

さて今日はフランク・ザッパのアルバムを1枚は聴かねばならない。
久しぶりに「ジョーのガレージ」でも聴くとしますか・・・。


コメント (4)
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