HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

WHAT DO YOU WANT THE GIRL TO DO

2007-10-31 22:46:24 | DAY BY DAY


「女の人って、何歳くらいが一番『いい』頃だと思う?。」
「人によって違うだろうから、決まってないんじゃない。」
「でも、若い方がいいでしょ。女子高生とかに興味ないの。」
「無いと言えば嘘だ。でも、女子高生だったらいいってわけでもないよ。
あんまりバカそうなのには本当に興味が無い。」
「じゃあ、どんな子ならいいの。」
「例えば、通学の電車の中でも参考書とか開いている進学校に通っている
ような感じの子はいいね。他の事を教えてあげたくなるし。(笑)
まあ、卒業してからの話だけど。」
「えっ、調教するの。」
「何言ってんだか。」
「で、また聞くけど女の人の一番いいときって何歳くらいだと思う?。」
「大雑把な言い方だけど、それなりに人生経験があるということで
知性と若さの両方がうまくピークにくるのは、もしかしたら33~35歳くらい
かも知れないね。」
「やっぱり、そう思う?。私もそう思うのよ。やっぱりそうよね。」

先日、とある飲み屋で女性とした会話である。
知性はともかく、若さに執着することは大して意味が無いと20代後半の
頃から思っていたので、本当は歳なんてどうでもいいのだけど。

掲載写真は、梶芽衣子が1974年に発表した「去れよ、去れよ、悲しみの
調べ」。当時27歳の梶の美しさと知性を見事に刻み込んだ盤である。
歌謡曲のフィールドで取り上げられるのが常だが、かまやつひろしの
手になる曲が2曲収録されていることが、私の中でこのアルバムの価値を
更に高いものにする。

先の会話に続きは無い。私がそれ以上その話に付き合う気がなかったから
なのだが、私は彼女が33歳であることを知っていた。
当たり障りの無い話をするのは、難しいものだ。
コメント (4)
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