HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

後出しはダメよ

2007-10-06 19:17:57 | DAY BY DAY
久しぶりにレッド・ツェッペリンの「LED ZEPPELIN DVD」を見たのだが、
何度見てもあの破壊力には恐れ入る次第である。
ツェッペリンのブートレグは、マニアの方々の足元には及ばないが
それでも100枚くらいは聴いた。
メインのリフや、それなりのメロディをともなったリードはともかく
それ以外のジミー・ペイジのギターは、ほとんど手癖と何だかわからない
フレーズをグシャグシャ弾く感じがして、それが音だけのブートレグだと
アラがよくわかるのだが、映像を伴うと妙に説得力があるから不思議だ。

このDVDが発売された時に、あることを思ったのだが忘れてしまっていた。

HMVのHPを見ていたら、ツェッペリンの「永遠の詩」が未発表曲を
加えてCD化されるとあった。一番最初のインフォメーションでは国内盤しか
表示されていなく、「こんなの日本盤で買う必要ないから、安い外盤の
インフォが出るまで待つか」と思っていたら、しばらくして掲載されたので
ウィッシュリストにとりあえず放り込んでおいた。
「いや、待てよ。この間のDVDで当時の映像がいくつか発掘されたから
映画のほうの完全版もすぐに出るな。」

バンドやレコード会社のインフォメーションがどんなだったかは知らないが
少なくともHMVでは、CDの発売告知後しばらくして、映画「永遠の詩」の
DVDもバージョン・アップして出るという情報が掲載された。
これはまずはDVDだろ、ということでDVDだけ予約した。
タワーだったらキャンセルできないから、待ってよかったというところか。
あっ、バカみたいな価格設定の限定版ではなく通常版のほうを予約しました。
他に聴かなければいけないCDが山ほどあるもので。

そんなことを言っているうちに、あの「ヘイル!ヘイル!ロックンロール」も
外国版と同じ4枚組DVDで発売される。「何なんだよ~、最初からそうすれば
いいのに」と私は思ったのだが、まあこれも商売である。
4枚組にすれば当然価格設定は高くなるし売り上げのことも考えれば
2枚組が妥当と当初は判断したのだろう。
残り2枚にどんな映像(特に演奏シーン)が含まれているのか
気にならないでもないが、別にロビー・ロバートスンのことは好きではないので
インタビューとかはいいや、と思いここはスルー。
でも、最初から4枚組ならねぇ。

そんなことを言っているうちに、ポール・マッカートニーの「MEMORY ALMOST
FULL」が、DVD付きで発売される。実はまだサーの新譜は買っていない。
もともと限定版と銘打って3曲入りのディスクを付けて発売されたものもあったが
今回のは、その3曲を収録し更に5曲のライブと2曲のプロモ映像を
収録したDVDが付く。

普通、限定物は初回に何がしかのボーナス・トラックやDVDがついて
購買意欲を搔き立てるハズなのだが、この間のストーンズのアルバムも
後からDVD付きのものが発売され、ファンに同じ物を何度も買わせる
ことになり、余りいい気分はしない。
サーのアルバムに関しては未購入だったこともあって、ありがたく
予約しましたけど。
そういえば、ボウイ様の「リアリティ」も国内盤は初回はCD2枚組
だったのが、しばらくしたらDVD付きのものが出ましたね。
大物にのみ許される販売方法であるのだなぁ。

何にしろ、後だしはダメよ。
コメント (4)
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