HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

私の好きな映画

2006-04-24 23:59:57 | DAY BY DAY
この間の土・日で映画のDVDを4本見た。これは私にとって画期的なことである。
それほど映画に詳しいわけでもなく、好きなわけでもない。
いや、好きなのだが、こんなことを書くとバカヤロウといわれそうだが、
ロックのスピード感にくらべると、なんだか鈍間なように思えてから
あまり見なくなったのである。サッカーでも最近は怪しいのに90分以上、
モニターの前に座っていられないのが現実なのである。

何を見たかというと、「女囚701号さそり」「女囚さそり第41雑居房」
「新仁義なき戦い・組長最後の日」「新仁義なき戦い・組長の首」である。
ああ。なんとも殺伐としている。相方は私の100倍くらい映画通なのであるが、
この手の映画には見向きもしてくれない。
さそり・シリーズはひたすら梶芽衣子が美しいのだが、あと2作見ないと。
田村正和も出ているし。(笑)

「仁義なき戦い」は「新」になってからはイマイチだなあ。
「仁義なき戦い」シリーズはもう何十回見たかわからない。高倉健も裕次郎も、
「仁義なき戦い」に出演していないというその一点において、私の中では
2ランクも3ランクも落ちる俳優ということになる。
腐れ外道の千葉真一や、インテリヤクザの小林旭のほうが数枚上手なのだ。
いみじくも松田優作は「なんで俺は仁義なき戦いに出演していないのだろう」と
言ったというが、流石である。時代は違うものの、この発言で優作は
「仁義なき」シリーズに出演した俳優たちと同格扱いだ。(バカ)

松田優作と並んで、数少ない例外が沢田研二。私の一番好きな邦画「太陽を
盗んだ男」と、TVドラマ「悪魔のようなあいつ」で主演したというだけで
私にとっては永久シード選手のようなものだ。

さて。私の一番好きな映画は1952年、ウイリアム・ホールデン主演の
「第17捕虜収容所」である。私の一番好きな監督、ビリー・ワイルダーの作品。
捕虜収容所という狭い限られた空間で描かれる、憎しみと温かみのある
内容が大好きなのだ。古き良きハリウッド映画の真髄がここにある。

その一方で好きな監督がサム・ペキンパーである。
「ビリー・ワイルダーと全然違うじゃないの。」という声はごもっとも。
バランス感覚というヤツである。西部劇に革命をもたらした男、
バイオレンスをこれほど美しく描写できる男は他にいないのではとすら思う。
「第17捕虜収容所」にも登場したウイリアム・ホールデンがまたも出てくるが
「ワイルドバンチ」はボーナス映像がつくたびにDVDを買いなおすことに
なってしまった。そう、「ザ・ペキンパー・コレクション」を買ってしまった。
「ビリー・ザ・キッド」は2バージョンからなる2枚組だし、「ケーブル・ホーグの
バラード」も映像特典がついている。
GWはこれを見てのんびりと過ごそうかな。

ちなみに。我が家でのトレンディー俳優(死語)はといいますと・・・。
ロバート・カーライルさんと、ニコラス・ケイジさん。
そして大倉考二さん。(笑)ってはいけない。
一般的にはC級作品の「リトル・ストライカー」やB級の「コーン・エアー」も
我が家では「名画」なのである。

今日も酒がすぎたようだ・・・・。
コメント (3)
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