HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

地震情報

2006-04-22 23:52:11 | DAY BY DAY
今日はレイナード・スキナードとイーグルスのライブが
BS2で放送される。「ちぇっ、折角レイナードのレガシー・エディション買ったのに
BSでやるのかよ」なんて毒づいていたら、相方が「地震情報とか入ったら
どうする?。ちゃんと製品で持っていて良かった、ということになるかもよ。」
と、笑っていたのが午後2時のこと。

さて、放送を見ると洒落にならん、本当に地震・津波情報が入ってしまった。
しかも、イーグルスにも被ってしまった。
笑うに笑えんなあ。情報は大事だけど、保存版にしようと思っていた番組に
限ってこういうのがやたら入るとがっかり。日本が地震国であるという前提を
忘れての勝手な物言いではあり、腹立てるのがお門違いなのは、
承知しているのだけど・・・・。

掲載写真は右がイーグルス、74年8月22日のライブ・ブートレグ。
左がレイナード・スキナード、77年1月18日大阪フェスティバルホールでの
ライブを収録したもの。イーグルスでも聴きながら寝るかな・・・。
コメント (4)
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GOOD ROCKIN' TONIGHT-THE LEGACY OF SUN RECORDS

2006-04-22 23:44:32 | ROCK
昨日はTHE BUNCHのことを書いたのだが、もう1枚外せないのがあった。
2001年に発売されたサン・レコード・トリビュート・アルバム、
それがこれである。サン・レコード設立50周年を祝ったものだ。

設立者のサム・フィリップスは、白人でありながら黒人のブルーズ・マンとの
レコーディング機会を設け、人種の垣根が音楽において無意味であることを
いち早く体現した人である。もちろん、慈善事業ではないから商売に対する
目利きもしっかりしていた。「黒人のサウンドで歌える白人」が商品として
有効であることをいち早く察知し、最大の成果がご存知の通り、
エルビス・プレスリーというわけである。

それにしても凄い面子があつまったものだ。
オープニングはこれしかありえない、ポール・マッカートニーによる
「THAT'S ALL RIGHT」。スコッティ・ムーア、D.J.フォンタナを引っ張り出しての
セッションで悪いわけがない。続くジェフ・ベックはクリッシー・ハインドと
「MYSTERY TRAIN」を演奏。ベックは過去にアルバム「CRAZY LEGS」で
クリフ・ギャラップの奏法を完璧に披露したほどなので、この手のギターは
お手のものだ。ペイジ・プラントに続いてジョニー・アリディが歌う
「BLUE SUEDE SHOES」はクリス・スペディングが格好いいギターを聞かせるのが
ポイントの高いところ。

エルトン・ジョンは勿論、ジェリー・リー・ルイスをカバー。
トム・ペティの「BLUE MOON OF KENTUCKY」もいい感じだ。
ヴァン・モリスンはカール・パーキンスとの共演で、カール最後の録音に
立ち会ったことにもなる。
ボブ・ディランはウォーレン・スミスを、クラプトンはプリズネアーズの
カバーという一味違った渋いところを選んでいるのがさすが。
フェリーさんのカバーは「DON'T BE CRUEL」。プレスリーの録音は
RCA移籍後なのだが、サンにはジェリー・リーの録音が残されている。
最もフェリーさんの歌唱は、プレスリー風なんだけど。(笑)
クリス・アイザックがプレスリーになりきって歌う「IT WOULDN'T BE
THE SAME WITHOUT YOU」の魅力も捨てがたい。
シェリル・クロウ、愛してるぜ。(笑)

ここまで書いて、私は愚かにも国内盤を所持していないことに気付く。
国内盤は3曲多く、それらが「サード・アイ・ブラインド」「ブライアン・メイ」
「マーク・ノップラー(!!)」によるものであるのだから、
何とか日本盤を入手しないといけない。(う~む)
映像もDVDでリリースされているのだが、日本版はないようだ。

いずれにしろ。これこそ、「LONG LIVE ROCK AND ROLL」。
ロックンロール万歳という言葉がふさわしい楽しいアルバムなのは間違いない。

コメント (2)
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