連日の紙ジャケ再発ラッシュ。もうじきアイアン・バタフライも
店頭に並ぶ。全く熱心な聴き手ではない私も、さすがにこの有名盤は
持っている。大して意識しなくても、適当な値段でいつでも中古屋に
転がっているので、気にも留めていなかったが95年についに買ってしまった。(笑)
それは、何故かと言うと・・・・。
今ではCDとDVDをカップリングで発売することが珍しくも何ともないが
このパッケージはCDとビデオを合せたものである。
CDはもちろん、ビデオも単体で売られていたのだろうけど、
「合せ技で、この際買っておくか」という気にさせる何とも微妙な
「お得感」を感じての購入であった。
CDは、ああなるほどいかにも1968年のサイケとか、アート・ロックとか
いわれた類の音で、あの時代の一つの断面の好サンプルである。
問題はビデオである。その昔「ビート・クラブ」のLDやビデオが発売された
時にアイアン・バタフライも1曲「イージー・ライダー」が収録されたが
このビデオは「イージー・ライダー」を含む全3曲約40分の収録。
もちろん、アルバムタイトル曲で最も有名な曲でもある「IN-A-GADDA-DA-VIDA」も
17分の熱演が収録されている。だが、どうにも絵的に格好が悪いのだ。
「ここでドラム・ソロはいらないだろ」という場面があれば、
トーキング・モジュレーターを使ってモゴモゴやりながら、ペグをぐるぐる
まわすという、よく言えば個性的悪く言えばこけおどしなところが、
アート・ロック(笑)である。
ここは一つ、音に集中してイマジネーションを拡げよう。と、思ったわけではないが
とりあえず、紙ジャケを全部予約してしまった。(バカ)
隠し味的なインド風味や、ハード・サイケな音は時に日本のフラワー・トラベリン・
バンドと兄弟のように思える瞬間があり、未聴のアルバムを聴いてみたいと
思ったのが本当のところだ。
長尺の演奏が売りであったろうが、シングル・バージョンの
「IN-A-GADDA-DA-VIDA」は途中で余分なドラム・ソロが入ることもなく
すっきりしていて、こちらのほうが好きだったりする。
いいのか悪いのかよくわからない、私にとっては「やっかいな」バンドである。
店頭に並ぶ。全く熱心な聴き手ではない私も、さすがにこの有名盤は
持っている。大して意識しなくても、適当な値段でいつでも中古屋に
転がっているので、気にも留めていなかったが95年についに買ってしまった。(笑)
それは、何故かと言うと・・・・。
今ではCDとDVDをカップリングで発売することが珍しくも何ともないが
このパッケージはCDとビデオを合せたものである。
CDはもちろん、ビデオも単体で売られていたのだろうけど、
「合せ技で、この際買っておくか」という気にさせる何とも微妙な
「お得感」を感じての購入であった。
CDは、ああなるほどいかにも1968年のサイケとか、アート・ロックとか
いわれた類の音で、あの時代の一つの断面の好サンプルである。
問題はビデオである。その昔「ビート・クラブ」のLDやビデオが発売された
時にアイアン・バタフライも1曲「イージー・ライダー」が収録されたが
このビデオは「イージー・ライダー」を含む全3曲約40分の収録。
もちろん、アルバムタイトル曲で最も有名な曲でもある「IN-A-GADDA-DA-VIDA」も
17分の熱演が収録されている。だが、どうにも絵的に格好が悪いのだ。
「ここでドラム・ソロはいらないだろ」という場面があれば、
トーキング・モジュレーターを使ってモゴモゴやりながら、ペグをぐるぐる
まわすという、よく言えば個性的悪く言えばこけおどしなところが、
アート・ロック(笑)である。
ここは一つ、音に集中してイマジネーションを拡げよう。と、思ったわけではないが
とりあえず、紙ジャケを全部予約してしまった。(バカ)
隠し味的なインド風味や、ハード・サイケな音は時に日本のフラワー・トラベリン・
バンドと兄弟のように思える瞬間があり、未聴のアルバムを聴いてみたいと
思ったのが本当のところだ。
長尺の演奏が売りであったろうが、シングル・バージョンの
「IN-A-GADDA-DA-VIDA」は途中で余分なドラム・ソロが入ることもなく
すっきりしていて、こちらのほうが好きだったりする。
いいのか悪いのかよくわからない、私にとっては「やっかいな」バンドである。