レッド・ツェッペリンというのは大好きなバンドである。
ブルーズの改作バンドと非難されることもあるが、英国フォークや中近東あたりの
音も飲み込んで、強烈に電化を施したというのは事実であり、
数多のハード・ロックバンドとは一線を画する。
だが、個人的にはロバート・プラントの歌唱はそれほど好きではない。
ジョニー・ロットンに「頭の悪そうな白人野郎」と言われたとかいう話も
あるが、76,7年のパンク・ミュージシャンから見たらさもありなん。
もちろん、私の大好きなポール・ロジャースがツェッペリンのボーカリスト
だったら、あのアクロバティックなバンド・サウンドは生まれてはないだろうから
不当に低く評価するものでもない。
ソロ・アルバムもマメに購入してきたが、いつしかそれも止まってしまった。
だが、久しぶりに買ったこのアルバムは良い出来である。
2002年のリリースだが、久しぶりと思ったら9年もアルバムを
リリースしてなっかたのね。(笑)
全10曲(日本盤は11曲)中、純粋なオリジナルは3曲(日本盤は4曲)。
オリジナル曲の出来、アレンジともに冴えているのだが、ボーカリストとして
プラントが選んだカバー曲が絶妙だ。
オープニングはお得意のブルーズ改作だが、ブッカ・ホワイトを核にしながら
妙にサイケデリックな感じと、中南米風の味付けが気分を盛り上げる。
ブルーズ・ロックのファンにはおなじみの「モーニング・デュー」も
いい出来だ。
ディランの「コーヒーもう一杯」で聞かせる抑揚は、歌手としての
貫禄を感じさせる。「俺選曲ディラン・カバー集」では外せない。(笑)
特筆すべきはティム・バックリー、ヤングブラッズ、モビー・グレイプの
曲を採り上げている点だ。昔から好きだった曲、満を持して採り上げた曲と
プラントなりの折り合いのつけ方はあったろうが、私のようなロック者の
琴線に見事に触れるものだ。
なかには「?」マークのつく曲もあるが、まあご愛嬌ということで
ここでは触れまい。趣味の問題だから。(笑)
2003年にはベスト&レアトラックからなる2枚組の編集盤が出たが
純粋な新作発表には、また長い間があくことになるのかな。
ロッド・スチュワートが例の企画モノで大ヒットを記録しているが
プラントにはひとつやって欲しい企画がある。
昔から豪語しているアレを実現して欲しいのだ。
「俺はエルビスのゴールデン・レコード第一集を完璧に歌える。」
エルビスのゴールデン・レコードは第四集まででている。
実現すれば話題になるとは思うのだが、いかがだろう・・・。
ブルーズの改作バンドと非難されることもあるが、英国フォークや中近東あたりの
音も飲み込んで、強烈に電化を施したというのは事実であり、
数多のハード・ロックバンドとは一線を画する。
だが、個人的にはロバート・プラントの歌唱はそれほど好きではない。
ジョニー・ロットンに「頭の悪そうな白人野郎」と言われたとかいう話も
あるが、76,7年のパンク・ミュージシャンから見たらさもありなん。
もちろん、私の大好きなポール・ロジャースがツェッペリンのボーカリスト
だったら、あのアクロバティックなバンド・サウンドは生まれてはないだろうから
不当に低く評価するものでもない。
ソロ・アルバムもマメに購入してきたが、いつしかそれも止まってしまった。
だが、久しぶりに買ったこのアルバムは良い出来である。
2002年のリリースだが、久しぶりと思ったら9年もアルバムを
リリースしてなっかたのね。(笑)
全10曲(日本盤は11曲)中、純粋なオリジナルは3曲(日本盤は4曲)。
オリジナル曲の出来、アレンジともに冴えているのだが、ボーカリストとして
プラントが選んだカバー曲が絶妙だ。
オープニングはお得意のブルーズ改作だが、ブッカ・ホワイトを核にしながら
妙にサイケデリックな感じと、中南米風の味付けが気分を盛り上げる。
ブルーズ・ロックのファンにはおなじみの「モーニング・デュー」も
いい出来だ。
ディランの「コーヒーもう一杯」で聞かせる抑揚は、歌手としての
貫禄を感じさせる。「俺選曲ディラン・カバー集」では外せない。(笑)
特筆すべきはティム・バックリー、ヤングブラッズ、モビー・グレイプの
曲を採り上げている点だ。昔から好きだった曲、満を持して採り上げた曲と
プラントなりの折り合いのつけ方はあったろうが、私のようなロック者の
琴線に見事に触れるものだ。
なかには「?」マークのつく曲もあるが、まあご愛嬌ということで
ここでは触れまい。趣味の問題だから。(笑)
2003年にはベスト&レアトラックからなる2枚組の編集盤が出たが
純粋な新作発表には、また長い間があくことになるのかな。
ロッド・スチュワートが例の企画モノで大ヒットを記録しているが
プラントにはひとつやって欲しい企画がある。
昔から豪語しているアレを実現して欲しいのだ。
「俺はエルビスのゴールデン・レコード第一集を完璧に歌える。」
エルビスのゴールデン・レコードは第四集まででている。
実現すれば話題になるとは思うのだが、いかがだろう・・・。