1975年にリリースされた四人囃子の1stシングル。
私が学生の頃は、四人囃子の初期のLPは高価で
高値の花だった。シングル盤なんて見たこともなかった。
初めて「一触即発」がCDになった時、このシングルが
シングルCDとして添付された変則2枚組であった。
嬉しかったのはいうまでもない。
本来は次のアルバムに収録予定であったが、レコード会社を
移籍する話が進行中であったため、シングルとして
リリースされたというのが、発表のいきさつ。
73年録音のライブ盤に収録されているところからわかるように
レパートリーとしてはバンド黎明期からの楽曲である。
完全な後付けなのだが、シングル・オンリーということを
前提に考えると、確かに「一触即発」「ゴールデン・ピクニックス」
のどちらに収録されても浮いてしまうだろう。
「ピクニックス」はともかく「一触即発」の流れは、私の中では
もう完璧なもので、あれ以上の流れはちょっと考えられない。
それでもお蔵入りするには、余りにポップでよく出来た曲であり
「シングル」の必然性が十分に感じられる。
2001年にリリースされた「FROM THE VAULTS」には過去の
ライブ音源が大量に収録されていたが、74年のそれを聴くとライブでは
長尺で展開されていたことがわかる。間奏にドラム・ソロが
入るなんて。そういえば、ディープ・パープルもストーンズの
「黒くぬれ」をライブで演奏していたが、実質はドラム・ソロだったなあ。
当初はスタジオ・レコーディングもこの「長尺」で考えられていたかもしれない。
そうすると、当然シングルなんてことは考えられないのだが、
大幅にイントロや、間奏を短縮し、ポップスとしてのいいところを
抜き出してレコーディングしたことがわかる今となっては
スタジオにおける四人囃子のセンスを再認識し、ますます
この曲が好きになった。
75年9月にシングル・リリースされ、75年12月のディープ・パープルの
オープニング・アクトとして演奏したこの曲のライブ・テイクは
シングルと同じ尺での演奏であった。
もし、「ゴールデン・ピクニックス」に収録されていたら。
「一触即発」よりは、そっちのほうがアリだとは思う。
あきらかに「一触即発」よりも「ピクニックス」のほうが
メジャー・カンパニーのスタジオで贅沢な時間を費やしての
録音だったこともあって、録音状態が良いので、そういった
環境で録音された「空飛ぶ・・・」を聴いてみたいという
思いは今もある。
そういえば、この曲はローリー寺西とコレクターズの加藤ひさしとで
カバーされたことがあるが、シングルの現物をみたことがない。
テレビで口パクで演奏するシーンは見たことがあるが、二人とも
ベースを抱えているというふざけたシチュエーションながらも
楽しい映像であった。
ちなみに私は、円盤に乗ることができるのだ。
私が学生の頃は、四人囃子の初期のLPは高価で
高値の花だった。シングル盤なんて見たこともなかった。
初めて「一触即発」がCDになった時、このシングルが
シングルCDとして添付された変則2枚組であった。
嬉しかったのはいうまでもない。
本来は次のアルバムに収録予定であったが、レコード会社を
移籍する話が進行中であったため、シングルとして
リリースされたというのが、発表のいきさつ。
73年録音のライブ盤に収録されているところからわかるように
レパートリーとしてはバンド黎明期からの楽曲である。
完全な後付けなのだが、シングル・オンリーということを
前提に考えると、確かに「一触即発」「ゴールデン・ピクニックス」
のどちらに収録されても浮いてしまうだろう。
「ピクニックス」はともかく「一触即発」の流れは、私の中では
もう完璧なもので、あれ以上の流れはちょっと考えられない。
それでもお蔵入りするには、余りにポップでよく出来た曲であり
「シングル」の必然性が十分に感じられる。
2001年にリリースされた「FROM THE VAULTS」には過去の
ライブ音源が大量に収録されていたが、74年のそれを聴くとライブでは
長尺で展開されていたことがわかる。間奏にドラム・ソロが
入るなんて。そういえば、ディープ・パープルもストーンズの
「黒くぬれ」をライブで演奏していたが、実質はドラム・ソロだったなあ。
当初はスタジオ・レコーディングもこの「長尺」で考えられていたかもしれない。
そうすると、当然シングルなんてことは考えられないのだが、
大幅にイントロや、間奏を短縮し、ポップスとしてのいいところを
抜き出してレコーディングしたことがわかる今となっては
スタジオにおける四人囃子のセンスを再認識し、ますます
この曲が好きになった。
75年9月にシングル・リリースされ、75年12月のディープ・パープルの
オープニング・アクトとして演奏したこの曲のライブ・テイクは
シングルと同じ尺での演奏であった。
もし、「ゴールデン・ピクニックス」に収録されていたら。
「一触即発」よりは、そっちのほうがアリだとは思う。
あきらかに「一触即発」よりも「ピクニックス」のほうが
メジャー・カンパニーのスタジオで贅沢な時間を費やしての
録音だったこともあって、録音状態が良いので、そういった
環境で録音された「空飛ぶ・・・」を聴いてみたいという
思いは今もある。
そういえば、この曲はローリー寺西とコレクターズの加藤ひさしとで
カバーされたことがあるが、シングルの現物をみたことがない。
テレビで口パクで演奏するシーンは見たことがあるが、二人とも
ベースを抱えているというふざけたシチュエーションながらも
楽しい映像であった。
ちなみに私は、円盤に乗ることができるのだ。