活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

やはりズームはハンドパワーです。

2011-12-14 23:43:12 | Weblog
本日、噂どおりにM.ズイコー12-50mm F3.5-6.3が発表されました。
沈筒式ではなく、いわゆる一つのパワーズームでした。
いや、パワーズームなら沈筒でもよかったと思いますよ。パナのXレンズのようにスイッチオンでずーんと自動的に伸びるやつ。
要は手でつまんでひねって固定するのが面倒なだけで。

そのパワーズームですが、ミノルタXiやペンタックスFAレンズの頃は、なんでズームまで電動にする必要があるんだ、まだろっこしいったりゃありゃしない、と大不評でした。
が、今や動画も一眼で撮る時代ですから、逆に手動のズームの方が、何で電動でズームできねえんだ、画角がカクカクしてしょうがないじゃないか、と不満かも。
今後、パワーズームのニーズは大きいと思いますね。
それを考えると、センサーサイズがAPS-Cでは、レンズが大きくなり過ぎて不利かもしれません。
ニコン1はそういうことも考えて、1インチのCXフォーマットを採用したのかも。

しかし、このM.ズイコー12-50mm F3.5-6.3もマイクロフォーサーズの標準系レンズとしてはかなり大きめであり、現行ボディにはバランスが悪そう。
中途半端な望遠端50mmを、35か40mmくらいで抑えておいたら、もうちょっと小型化できたと思うがなあ。
でもズーム比が小さいと、動画のアップ/ロングのメリハリがつかない。
難しいところです。