活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

第三のメーカーと第三のカメラ。

2010-07-22 22:30:49 | Weblog
ニコン、デジ一眼で上半期No.1を獲得、西岡社長「地道な取り組みが結果を生む」
ニコンがキヤノンを抑えて首位奪還。おめっ。が,言いたいわけではありませぬ。
レンズ交換型デジタルカメラ(デジタル一眼カメラ)部門で,2010年上半期(1-6月)のメーカー別販売台数シェアは,ニコン34.0%,キヤノン31.4%,パナが10.9%,あとはペンタックス,オリンパス,ソニーが各7%台で団子状態。
この数字から言えるのは,
・ニコンとキヤノンを足しても6割5分。かつては二強で8割を占めていたのに。
・パナソニックのNo.3がすっかり定位置に。
・オリはE-Pシリーズがヒット中なるも,パナに食われている観あり。
・ペンタは実質K-7とK-mだけでここまで来ているのはエライ。
・一方,ソニーは多産の割りに売れてないなあ。
と,こんなところでしょうか。
ちなみに去年のシェアは,キヤノン39.1%,ニコン31.3%,パナソニック8.7%でした。
2008年 キヤノン40.1%,ニコン39.9%,ソニー9.2%
2007年 ニコン43.8%,キヤノン40.0%,ペンタックス5.8%
2006年 キヤノン44.6%,ニコン33.6%,ペンタックス9.2%
2005年 キヤノン52.1%,ニコン29.3%,ペンタックス7.3%
オリって3位になれないのね。

今年下半期はソニーのNEXが入ってくるので,またランキングに変動があるかもしれませんね。
というか,二強が5割を割ったら,もう「デジタル一眼レフ」と「デジタル一眼」のカテゴリーを分けて集計してはどうでしょうか。
「デジタル一眼レフ」は二強でシェア100%,「デジタル一眼」の方ではパナとソニーが新二強に。
あるよねー(はるな愛風に)。