活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

空気カメラで空気が写るか。時代の空気を読め。

2010-07-20 22:18:36 | Weblog
エア・カメラでわかるジェネレーション・ギャップ(【キタムラ フォトライフ】Vol.600 '10.07.19)
「カメラを構えて、写真を撮るときのポーズをしてください」と言われたら、あなたは、どんな格好をするでしょうか? エア・ギターならぬ、エア・カメラのポーズでは、おそらく人それぞれに、自分が使い慣れたカメラの種類で、演技の仕方が変わるのではないかと思います。
たぶん、西暦2001年以前の前世紀から写真を撮っていた人の場合は、カメラといえば、フィルムカメラのことになりますから、顔の直前に両手を近付けたポーズで、カメラを構えて光学ファインダーを覗く格好をするでしょうね。
そのときは、ご丁寧に片目を閉じていることが、多いかと思います。デジカメができてから生まれた若い世代の人は、その様子を見て、「何じゃ、そりゃ!?」って、ドン引きするかも。
(後略。続きは,【キタムラ フォトライフ】毎週<月曜日>配信で)

だよねー(はるな愛風に)。
でも,「カメラを構えて光学ファインダーを覗く格好」も,せいぜい20世紀後半の50年くらいのことで,その前はカメラ自体が庶民には一般的ではなかったし,構えたとしても,スプリングカメラの反射ファインダーを下に覗き込む格好が普通だったかも。

最近のことで言えば,先日も結婚式場で自分も入った記念撮影をするのにスタッフの方にD40を渡して頼んだら,モニターに映らないものだから,何これどうないするねん,と困惑されておりました。
かくいう私も,このところペンEP-1やパナ留美G1で撮りつけているので,(ライブビューのない)一眼レフを構えると,何これなんで映らんのや,と一瞬と惑ってしまう次第。
もはや構え方のデフォルトがモニター直視型になっている。21世紀は堕落なのか進化なのか。

ところで,エア○○って,エアギターやエアあややは知ってたけど,世の中にはエア焼肉とかエア参拝エアセックスなんてのがあるそうな。
指揮者のマネをするエアコンダクターなるものも。地元出身の本職の指揮者の方が,中学校訪問の音楽会でマジでエア指揮を披露したので唖然としたものですが,あるんですねー。