日曜日に、静岡県の故郷から東京の自宅に戻る途中、神奈川県の根府川駅で途中下車してみました。
以前から、電車が根府川駅で止まると、ホームから海が見えるので、一度ゆっくり見てみたいと思っていたのです。
しかし昨日は、電車に乗っていると、静岡県熱海あたりまでは晴天だったのですが、神奈川県に入ると急に雨が降ってきました。
スマホで雲の動きを調べてみると微妙なのです。
山側に雨雲があり、海側には雲がありません。そして根府川あたりは、駅の上はセーフかな?という感じでした。南から北へ移動する雨雲よりも早く着けば大丈夫そうなのです。
15時40分ころ到着して16時ころまではなんとか持つか?16時過ぎると雨が降るって感じか。。。
ところが、根府川に電車が到着し、ホームに降りたときは、大粒の雨がバラバラと降りだしており、あわてて屋根のあるところに逃げ込みました。
根府川駅は、石崖の下に線路とホームがあり、ホームから階段を上って跨線橋を渡って駅舎に行くことになります。
上の写真は跨線橋の通路から駅舎を見たところです。
ヤシみたいな木や、花の終わった1本のひまわりがあります。
あのぶら下がって茂っているのは、アロエみたいです。
ちょっと南国風です。神奈川県は暖かいようです。
改札のあたりから海が見えます。
ランタナ(七変化)もきれいに咲いていました。
以前、聞いたことがあったのですが、根府川駅は関東大震災の時に、地滑りが起きて、ホームと電車が海中に落ちてしまい、131人の人が犠牲になってしまったそうです。
その時の慰霊碑があると聞いたことがあったのですが、駅構内に殉難碑があるのが目に留まりました。
関東大震災殉難碑と書いてあります。きれいに祀ってあります。101年前の9月1日のことです。
右側には池があって金魚が泳いでいました。
根府川駅は無人駅だそうで、駅員さんはいないようです。
雨がかなり激しく降っており、改札を出ても散歩ができないので、駅の中の屋根のあるところをウロウロしました。ホームに続く階段です。昔ながらの雰囲気を醸し出しています。
海側のホームに降りる階段の窓から海が眺められます。松の木が見えます。
こちらはどしゃ降りですが、水平線のほうは晴れています。
また改札付近に戻ってきました。サフィール踊り子のポスターです。
するとちょうど、上り電車がやってきました。
まさしくこれがサフィール踊り子です。東京=下田間を走っている特急です。
今度は反対側を写します。サフィール踊り子の後ろ姿です。
この電車は横から見ると濃紺の色なのですが、上から見ると屋根が白いので、イメージが違います。
また、殉難碑と池を撮影しました。
今度は下り電車がやってきました。跨線橋から写してみます。
改札のほうからも写してみます。
熱海方面に走っていきました。
さて、次の上り電車が来る時間が近づいたので、ホームに降りることにします。
ホームには部屋のようになった待合室があります。
すると、東京(小田原)方向から貨物列車が走ってきました。
長いです。鉄道が運ぶ貨物は半端じゃありません。トラック何十台分です。
静岡県のほうに向かって走っていきました。
予期せずして、トリテツおばさんになってしまいました。
今度は、天気の良い日に改札を出て近隣を散歩したいと思います。
<過去の根府川関連記事に「ねぶかわ」(2023.4.9)・津波と山津波の地域>があります。