山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

贅沢と散財

2012-01-20 00:22:55 | 日記
娘の結婚式の準備を見ていると、確かに身の程に合わない贅沢だなと思う。結婚披露宴なんていうもので、1日にして自分の年収以上の金額を使ってしまうなんて信じられない。
しかし、披露宴費用というのは、人数に比例して金額が増えるものなので、金額がそのまま贅沢さに比例するわけではない。だが、たくさんの人を招待する事自体、なんか身の程に合わない気がする。うちは、親戚もとても少ないのだ。
勤務先の人数人、その他大部分は本人たちの友人であり、皆同年齢の人間である。衣装は洋風だが、たしかにかなり華やかなものである。披露宴会場は都会のど真ん中で、きれいである。そんなところに、貧乏人の我が家の娘は場違いな感じがする。しかし、どうやら同級生たちの結婚式はみんなそんな感じのものらしいのである。自分が招待されたのと同じようにすると、自然にそんなものになってしまうらしい。困ったことだ。

従兄弟の結婚式が2年くらい前にあったが、やっぱり同じような感じだ。最初の見積もりよりも100万円もオーバーしたという。60人呼んで450万かかったそうだ。
とりあえず、見積もりをとってもらい、予約を入れると、そのあと、こんなはずではなかった、というような状況が起こってくる。
たとえば、貸衣装のドレスは1着15万くらいだということで、見積もりが出されるが、実際にドレスを選ぶ段になると、15万程度のドレスにはろくなものがない。結局1着20数万円ということになってしまう。
その他に、写真の前撮りというのもある。実際の式や披露宴では、人がじゃまになったり、近くからは撮影できなかったりするので、前もって2人だけで撮影しておくものである。この時の貸衣装は、別の人が使用していなければ無料で貸し出ししてくれるというが、どうやらその分の金額もあらかじめ入っているようである。前撮りの写真代は撮るだけで5万円以上する。アルバムにしてもらうとさらに万単位の金額がかかる。さらに、撮影に必要なブーケも有料であり、こっちも万単位である。当日のブーケはまた別料金である。
衣裳は高いので別のところで借りて持ち込もうかと思えば、持ち込みは一切禁止である。また、当日のビデオや写真撮影は、知人に撮ってもらおうかと思えば、席を立ってはいけないのだというから、業者に頼むしかないが、これも万単位である。

ま、袋のネズミというところでしょう。
あきらめるしかない。

こうなったからには、1日にして散財するしかない。
そのあとは、節約生活。現実に戻って、一生懸命働くことだね。

聞けば、おばあちゃんからもらった貯金を全部解約したそうだ。
昔は、他人が勝手に他人の名義で貯金をすることができたのだ。しかし、今は本人しか下ろせないから、おばあちゃんが通帳ましくれたのだ。私を飛び越して孫へだからね。私は自分のおばあちゃんからは何にももらってないもんね。ま、母の貯金をまわしたおかげで、私は子供に何もあげなくて済んで助かったよ。
もらったお金は当人がどうしようと勝手なのだ。でも、すべて解約しちゃうなんてもったいない。古いものだから、利率は0.4%以上だっただろう。
まあ、数年で数千円の利子って、大した額じゃないか、1~2回の飲み会で終わっちゃう金額だもんね。

おばあちゃんが、お金をくれなければ、娘も派手婚なんかしなかったと思うけど、後の祭りですね。
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